見出し画像

聴覚障害者の特性も色々あると知った話。

どうも、おじゃがです。
今回は働いて知った、聴覚障害者の実態について語っていきます。

私ね、ずーっと学生時代に一般(普通学級)でやってきたから、精神以外の障害について詳しく知らなかったんですよね。
精神とか言っても、発達障害以外はわからなかったし、就労移行支援事業所に行ってうつ病の症状がどんなにつらいかを当事者から聞いて実感するくらいには知識ゼロでした。うつ病に関してはまた記事にします。

まず、障害の重さなんですけど、元から聞こえない人と、後から聞こえなくなった人と色々います。どうして聞こえなくなったか私は理由がわからなかったのですが、ストレスで聞き取れなくなった方もいれば、ダイビングしてて耳に水が入って難聴になった方もいました。

次は生まれつきの場合ですが、右耳だけかすかに聞こえる同僚は、私たちに「右側から話しかけてください」と頼んでいました。手話はできないです。
重度の聴覚障害者の同僚は、人の話はほぼ聞き取れず口話(口の開きで言葉を読み取る)と手話を駆使して仕事をしています。

生まれつき聴覚障害を持っている方は、声のイントネーションが一定で、話すことが苦手な人も多いです。その現実を知ったのは障害者雇用を使って働いてからでした。

ですが、療育でカバーできる人もいます。
知的障害と難聴持ちの同僚は、言語聴覚士に指導してもらって本当に耳が聞こえないのかと思えるほど滑らかなイントネーションで話しています。

聴覚障害者の人の現実は、こんなにも厳しいのか。と私はショックを受けました。
ですが、そんな聴覚障害を持っている同僚たちは、みんな真面目に一生懸命働いています。かっこいいです。

自分だけがこんなに大変で可哀想と思わず、他人の思いに心を向けていきたいです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?