『飴色パラドックス』6話と7話
もう次が最終回なんだから、全部見てからまた書こうと思っていたのに、週末に2話まとめてみたら何か書かずにはいられなくなってしまった。
このドラマは最初から割と好きだったけれど、正直こんなにはまるとは思っていなかった。この枠のドラマは全部見てそれぞれ楽しんでは来たけれど、これが一番すきだ。
6話では印南圭の疑惑に方を付けた二人。印南役の猪塚健太さんの怪しい存在感が印象的だった。
真実を知り、印南とのやり取りのなかで傷ついた尾上くんを蕪木が引き寄せてそっと抱きしめた川原のシーン。蕪木が尾上くんの頭をポンポンしてあげてたなぁ・・・。そしてまたその腕の中で蕪木の背にふんわりと手を回して抱きしめ返し、蕪木の肩に顔を埋めて悲しげな、でも安心したような表情をする尾上くん。尾上くんって、蕪木の肩に顔を埋める時にいい表情するんだよねぇ、毎回・・・。
そして、最後のシーンですよ。
「なぁ尾上、おれ、お前のことちゃんと好きだから。likeじゃない方。」このセリフ!蕪木の優しい表情!蕪木って、こういうことちゃんと言ってくれるところがいい。優しいんだよね、とても。見た目はクールでとっつきにくそうなのに。
この後のキスシーンの美しさは溜息もの。こういうシーン、私は恥ずかしくてあまり直視できないことが多いのだけど、このシーンは本当に美しい。何度でも見られる。
優しいキスの後、尾上くんが唇をちょっときゅっとしてから微笑んだ。はぁ、なんて美しいシーンなの・・・。
7話の冒頭もすごくよかった。屋上でカメラのファインダーを覗く蕪木の肩や背中をマッサージしてあげてた尾上くん。同居話で盛り上がって(このやりとりも可愛かった)一旦中断したマッサージを続けるかと思いきや、尾上くんが!
これに「おい、何やってんだよ」と言った蕪木の嬉しそうな顔、尾上くんの幸せそうな顔。何これ〜。ラブラブな普通の恋人同士の二人になってるんですけど。私には一瞬”素”の二人に見えたわ。撮影を通してかなり仲よくなったのね、きっと。明るくて可愛くて素敵なシーン。「おい、何やってんだよ」と蕪木が尾上くんに言ってイチャイチャした後、またもう一度後ろから尾上くんが抱きついてイチャイチャ。楽しそうで嬉しそうで幸せそうで、こんなの見せつけられて、私も幸せです。ありがとうございました。
この7話では尾上くんが一人で潜入捜査。上手くいったけれど、蕪木はその話を聞いて尾上くんに急に冷たくなった。一緒に住もうかって話していたほど盛り上がっていた恋なのに、蕪木が急によそよそしくて冷たい態度をとり始めたことにショックを受けて、まさやんの居酒屋で”蕪木に嫌われた”ってどん底まで落ち込む尾上くん。まさやんもあまりの彼の落ち込みようになす術もない。泣きそうだよ〜、アンタの恋人、今にも泣き出しそうだよ〜、蕪木〜!
前にインタビューで、尾上役の木村くんのアドリブで蕪木役の山中くんが ”素で驚いてキュンとした" と話していたけど、7話の冒頭イチャイチャシーンだろうか。撮影していたカメラマンが「感動した」って言ってくれたらしいけど、確かにファインダー覗いてて生でこれ見たら感動するかも・・・。でも、6話最後のキス後の尾上くんの微笑みの線も捨てがたい。ファインダー覗いてて最後にあんな微笑みが突然出たら、心臓止まりそうだよねぇ。山中くんをキュンとさせた木村くんのアドリブが一体どれなのか、答えがほしい!それとも、最終回にこんなもんじゃないもっとすごいキュンアドリブがあるのかしら・・・。危険、危険、気をつけないと。
あー、胸の中の思いを書き出したら、少し落ち着いた。
今書いてみて、素敵なシーン盛りだくさんの6回と7回だったと再確認。
最終回までしっかり見届けて、そして、また早く見直したい。