『永遠の昨日』と『飴色パラドックス』と『不幸くんはキスするしかない』(日本/テレビドラマ/2022〜2023)
昨年冬から今年にかけて見ているBL作品たち。
『永遠の昨日』
昨冬視聴済み。”泣けるBL”という宣伝文句を最初に聞いていたせいなのかなんなのか、私は泣けてくることはなかったが、生きた死体との恋愛という現実離れした奇抜な設定にもかかわらず、全体的にとても落ち着いた叙情的な感じに仕上がっていた。
小宮璃央さんは『高良くんと天城くん』の田中とは全く違う役柄だった。元気で爽やかなかわいい男子高校生だけどどこか憂いを含んだ艶っぽさもあった。また他の作品ではどんな顔を見られるだろうかと楽しみだ。
主人公の浩一と満が雨の日に出会った場面が好きだった。ふと目があった二人が、互いの視線から逃れられなくなりぐっと恋に引き寄せられた感じが素敵だった。
『飴色パラドックス』
主人公の一人・尾上聡を演じている木村慧人さんは、あの八木勇征さんと同じFANTASTICSのメンバーとのこと。いい人材が揃っているグループなのか・・・。
あくまでもプロの役者として一つ役柄を演じているわけで、ドラマを売り込むためにドラマの設定そのままに恋人風にいちゃくことを望んでいるわけではないけれど、演じている二人の仲のよさというのは作品にもよい影響を与えると思う。
インタビューを読んでこの作品を二人が大事に作り上げていると思うと、この作品が少しずつ好きになってきた。キュンとしたアドリブってどれだろう・・・。
『不幸くんはキスするしかない』
これは前にドラマシャワーで放送されていたが見なかった。なんとなく主人公の一人の見た目が甘〜く可愛いアイドル風な感じだったのが苦手でパスしたのだったが、今回再放送されている(ちなみにこの前の時間帯には『美しい彼』が再放送!)のを新年早々偶然見つけ、これも何かの縁と今回は見ることにした。
可愛い爽やかアイドル風の自己紹介ではじまり、好きな食べ物はイチゴのクレープとかなんとか言い出した。この子を見続けるのは辛いなぁ、もうやめようかと思ったら、実はこの茶髪で可愛い風の福原幸多が結構性格の屈折した可愛げのない男子らしいことがだんだん明らかになり、面白そうなのでこのまま見る予定。この前枠の『美彼』再放送は週一だけど、これは毎日の放送なんだな。ということは来週には観終わるか。
今年も、皆さんも私も沢山の面白い作品に出会えますように。