毒出しファスティング　1か月目　腸のデトックス

　織田剛『4日で若返る「毒出し」のトリセツ』すばる舎、2024に従って、毒出しファスティングの、1か月目[腸]をやってみました。

　やってみてわかったことや気づいたことを書いていきます。

4日で若返る「毒出し」のトリセツ

　今回は、腸のデトックスです。

期間：2024/10/10(木)～2024/10/14(月・休)　　4日間＋回復日

1日目：2024/10/10(木)

朝：ハーブシェイク
　　・冷水　　
　　・サイリウム粉末　2g
　　・センナ粉末　　　1g　　　　　　⇒水筒でシェイク。ゆっくり飲む
　　・ぬちまーす　少々
 
抹茶ラテ
　　・抹茶　1杯(粉末＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯
 
昼：ルイボスラテ
　　・ルイボスティー　1杯(ティーパック＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯
　　※ルイボスティーは大きな水筒に入れ、MCTオイルとバターも小さな容器に入れて、それらをリュックに入れた。
　　※バターの容器は周りを保冷材で覆い、さらに保冷パックに入れた。
 
夜：出汁入りの味噌汁
 
○メモ
　　・グラスフェッドバターは、小さじ1杯では足りないことが先週の実験(事前に、2日間、ファスティングメニューの食事を取った)でわかったので、多めに入れた。
　　・このため、午前中、お腹の張った感じが強く出て、辛かった。
　　・まだはっきりとした量がわからない。
　　・懸念された空腹感は、午前・午後、ほとんど出なかった。

・体調
　　・気分が悪くなることはなかった。
　　・頭痛と断じるべきか、微妙なものが頭に出た。ちょっと頭が締め付けられる感じ
　　　・排便したら、なくなった。

　・排便
　　・サイリウムあるいはセンナの量が少なかったのか、腹痛は感じても、便が中々出なかった。
　　・15時過ぎにトイレに行った際に、ようやく出た。
　　・サイリウムとセンナの量は、先週の実験で、本にあるものだと少ないとわかっていたが、多すぎても、大変なことになるので、これも、加減がまだはっきりしない。

　　・昼食後、昼寝はしたが、一日を通して、居眠りしそうな眠気が出なくて良かった。

　　・メンタル
　　　・業務中、食物繊維を含むサイリウムのおかげか、メンタルは安定していた。
　　　・帰宅途中から帰宅してからも、メンタルの安定は続いた　
　　　
　・夕食は、豆腐の味噌汁の、汁だけを飲んだ。
　　　・40分後に冷製スープを飲んだ。
　　　・家にあった海苔は味付け海苔だったので断念

　・20:27
　　・体が慣れてないのか、首回りに、変な凝りを感じる
　　・頭痛や気分の悪さはなし。

2日目：2024/10/11(金)

朝：ハーブシェイク
　　・冷水　　
　　・サイリウム粉末　2g
　　・センナ粉末　　　1g　　　　　　　⇒水筒でシェイク。ゆっくり飲む
　　・ぬちまーす　少々
　　※サイリウムがほんの少し、ダマになって、水筒の底に溜まる。これは昨日も起きた現象。
　　※サイリウムとセンナは、気持ち多めに入れた。
 
抹茶ラテ
　　・抹茶　1杯(粉末＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯
 
昼：ルイボスラテ
　　・ルイボスティー　1杯(ティーパック＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯
　　※ルイボスティーは大きな水筒に入れ、MCTオイルとバターも小さな容器に入れて、それらをリュックに入れた。
　　※バターの容器は周りを保冷材で覆い、さらに保冷パックに入れた。
 
夜：具なし玉ねぎスープ＋冷製スープ

○メモ
　・昨日は排便一回だったが、今日はお昼前に1回、午後に3～4回排便した。
　　・いずれもかなりの量が出た。
　　・全く食べてないのに、断食で排出された毒や不要物だろう
　　・そして、排便前は、体に変な痛みや不調が出て辛かったが、排便後はそれらがなくなって、スッキリする体感があった。
　　・朝、サイリウムとセンナを、多めに摂取したことも、排便量が多い一因だろう。

　・朝と昼は、グラスフェッドバターのおかげで、ほとんど空腹に悩まされなかった。
　　・ただ、職場にいる時は、何度か、飴を舐めた。
　
　・体調
　　・排便にまつわる不調・苦痛以外は、特になかった。
　　・頭痛らしきものはあったが、私はそれを不快に感じていなかった。
　　・腹の中には何も入っていないのに、グラスフェッドバターのおかげか、空腹でフラつくことはなく、処理能力が落ちることもなく、最後まで業務に従事できた。
　　・肉を食べてないからか、性欲が減ったと感じた。
　　　・女性を目にすると、ちょっと反応するが、他方で冷静に見ている自分もいた。

3日目：2024/10/12(土)

朝：ハーブシェイク
　　・冷水　　
　　・サイリウム粉末　2g
　　・センナ粉末　　　1g　　　　　　　⇒水筒でシェイク。ゆっくり飲む
　　・ぬちまーす　少々
 
抹茶ラテ
　　・抹茶　1杯(粉末＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯
 
昼：ハーブシェイク
　　・冷水　　
　　・サイリウム粉末　2g
　　・センナ粉末　　　1g　　　　　　　⇒水筒でシェイク。ゆっくり飲む
　　・ぬちまーす　少々
 
ルイボスラテ
　　・ルイボスティー　1杯(ティーパック＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯

夜：具なし玉ねぎスープ＋冷製トマトスープ

○メモ
　・11時過ぎに排便
　・午後にも、3～4回の排便。
　　・固形物を食べてないのに、まあまあ固いのが出る。これがゾンビ細胞だな。
　　・平均3日で、ゾンビ細胞が宿便として出ると、織田剛さんの本にあったから、経過としては問題ない。
　・午後は、PCでちょっとした作業をしていたが、読書や軽い運動が過ごし方としてはいいように思う。他には、瞑想、映画・動画を見るなど。
　・午後は、エネルギーが足りなく、寝ながら読書やスマホ操作
　・夕食を食べた後は、また少し持ち直してきた。

4日目(最終日)：2024/10/13(日)

朝：ハーブシェイク
　　・冷水　　
　　・サイリウム粉末　2g
　　・センナ粉末　　　1g　　　　　　　⇒水筒でシェイク。ゆっくり飲む
　　・ぬちまーす　少々
 
抹茶ラテ
　　・抹茶　1杯(粉末＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯
 
昼：ハーブシェイク
　　・冷水　　
　　・サイリウム粉末　2g
　　・センナ粉末　　　1g　　　　　　⇒水筒でシェイク。ゆっくり飲む
　　・ぬちまーす　少々
 
ルイボスラテ
　　・ルイボスティー　1杯(ティーパック＋お湯)　　　　　
　　・MCTオイル　小さじ1杯　　　　　　⇒水筒で泡立つくらいシェイク
　　・グラスフェッドバター　小さじ2杯

夜：ポトフの汁のみ

○メモ
　・本日でファスティングは最終日
　・昨日ほどではなかったが、朝に1回、午後に3回ほど排便。
　・何だか、あっという間の4日間だったようにも思う。
　・夕食は、ポトフのスープのみを、ゆっくり飲む。美味しい。全身に沁み渡るようだ。
　　・若干、空腹感がやってきたが、すぐに薄らいだ。
　・本や体験者によれば、5日目の回復日にも排便はあるそうなので、明日もゆっくり過ごそう。

5日目(回復日)：2024/10/14(月・休)

朝：ポトフ少量をゆっくり食べる。
　　具材：じゃがいも、人参、玉ねぎ、豚肉、擦りおろしショウガとニンニク

昼：ポトフ、朝より多めに。それとフレンチトースト4切れ

夕：ドライカレー(豚肉、人参、玉ねぎ、トマトジュース、半熟卵)、水菜のサラダ

○メモ
　・午前中、2回、ものすごいにおいの便が出た。まだ出るのかな。今日一日様子見だ。
　・夕食以降、排便は1回あった。
　・体調は良い。

○1か月目のまとめ

　・今回の予行演習として、10/5(土)・6(日)の朝と昼に、ファスティングメニューで食事を取った。
　　・これをしておいたおかげで、例えばグラスフェッドバターやサイリウムの、自分にとっての適量がわかり、本番当日、量で迷うことがなかった。
　・出勤日(10/10～10/11)は、事前にシミュレーションをしておいたおかげで、昼食の準備は滞りなく、できた。
　・グラスフェッドバターを、小さじ1.5杯ぐらい入れて、ラテを作ったので、帰宅するまで、空腹に悩まされることがなかった。
　・3日目(10/12)頃から、性欲がなくなったと感じた。綺麗な女性(実物であろうと、画像であろうと)を見ても、何も感じなかった。食欲は満たされていたが、性欲を生むもの、例えば肉類などを食べていなかったために起きた一時的な現象と思われる。回復日の5日目(10/14)の午後、軽く運動をしたら、性器に血液が流れ込む感覚があったので、大して気にする必要はないように思う。
　・4日間通して、本に従って行なったおかげで、空腹感に悩まされることなく、過ごすことができた。
　・出勤日を除いて、4日間は、読書、睡眠、音楽鑑賞(リラックスできるもの)、瞑想、軽い運動をして過ごした。蓄積毒を除き、臓器を休めることがファスティングの目的なので、それを妨げるような行動は望ましくないと考え、このようにした。
　　・「軽い運動」とは、私の場合、足裏トレーニング、足閉じ蹲踞、ヨガのガーランドポーズ、足首ストレッチである。
　・宿便について。
　　本には、「ハーブでファスティングをすると最短で3日、平均は4日で化学物質のような匂いのするものが出てくるのを目撃することになります」(織田剛『4日で若返る「毒出し」のトリセツ』p,97)とある。
　　・宿便とは、食べ物のカスではなく、著者は、臓器の老化細胞の塊と指摘している。そう考えないと、食べ物のカスと考えるには、あまりに量が多いことの説明がつかない。
　　・実際、私の場合、始めて3日目から、この宿便が出てきた。その匂いは、普段の便とは異質なものだった。
　　・と同時に、滞りなく、排便が行われたことで、安心した。これは、毒出しファスティングにおいて、不可欠な過程だからだ。
　
　・やる前とやった後の体感
　　・少し体が軽くなったように感じる。それと、若干、感覚が鋭くなったようにも感じるが、はっきりしない。
　　　・10/15(火)電車や職場での、匂いがいつも以上にきついと感じた。嗅覚が鋭くなったことに気づく。
　　・「これだけの毒が体内にあったら、物事をありのままに見られないのは当然だな」という感想も抱いた。

○これから毒出しファスティングを始める人へ

・大前提として、テキストをしっかり読むこと。自己流でやらないこと。
　　・よく知られているファスティングとは方法が違うので、ここはとても重要である。
　　・また、臓器には、取り組む順番があり、これを間違えると、期待した効果は望めない。

　・いきなり4日間を始めるのではなく、ハーブや道具を揃えることに加え、事前に、2日でいいので、ファスティングメニューで過ごす日を設けるとよい(朝食と昼食をファスティングメニューにし、夕食はふつうでいい)。これをしておけば、ハーブや調味料の量はどれぐらいが望ましいのかとか、出勤日に留意することは何かといったことがわかる。
　　・このシミュレーションと実験をしておくことで、実際に4日間を始める時も、ハーブや調味料の量で迷うことはほとんどなくなるし、不測の事態が起きても、冷静に対処できる。
　　・私の場合、本に従って、3食分のメニューを書いたメモをA4で印刷して、クリアファイルに入れ、いつでも取り出せるようにしておいた。
　　　・また、2日間の試行期間で出てきた疑問点や問題をリストアップし、一つ一つ解決した。
　　・体験者の記録を、ネットで読み、注意点や留意点を、自分のメモに反映した。
　　　・朝のハーブシェイクを作る際、冷水を使っているのは、この記事で、涼子さんの御主人が考案したアイディアを見たためである。涼子さん・ご主人様、大変、助かりました。ありがとうございました。

　・本に書いてあることだが、ファスティング期間中は時間がかなりできる。だから、その間の活動内容を事前に決めておくとよい。読書なら、これとこれを読むといった感じで。
　・また、これも本に書いてあることだが、3か月間のファスティングが終わった後にどうなりたいのか、1年後の自分はどうなっていたいのかを考えて、紙に書くのも、挫折しないために、必要だと思われる。
　・朝のハーブシェイクは、全く味がないので、私の場合、ぬちまーすという沖縄の塩を入れたが、それでも、若干、塩味がする程度だった。レモン汁を入れるなど、飲める工夫をしてほしい。

　この記事が、これから「毒出しファスティング」を始める人にとって、何か、参考になれば幸いである。