【イベントのお知らせ】9/26開催 博士人材活躍プランでニッポンは救えるか?!(事前コメント大募集)
文科省が発表した「博士人材活躍プラン(通称、博士3倍計画)」。国内の博士号取得者を増やし、産学官、多様なフィールドでの活躍を目指すこのプランは、日本の博士が置かれている環境にどのようなインパクトを与えるのでしょうか?この動きに、生化学若手の会有志メンバーがいち早く草の根アンケートを実施し、結果を発表しました。
JAASの研究環境改善WGは、このアンケート活動の中心人物である三田剛嗣さん(慶應義塾大学・博士課程)、大西真駿さん(マックス・プランク老化生物学研究所 博士研究員)とコラボレーションし、【JAAS版ガチ議論シリーズ企画】博士人材活躍プランでニッポンは救えるか?!博士が輝く環境を本気で考えるガチ議論 を開催します。
論客に「博士人材活躍プラン」をリードする文科省の髙見暁子さん、企業博士当事者である櫻井 敦朗さんを交え、文科省、博士当事者、研究者と、立場の違う人々が一同に介した忖度なしのガチ議論。ホストは博士人材と研究ポスト不足の問題に長年取り組んできた宮川 剛さん(藤田医科大学 教授)、司会は湯浅 誠さん(カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役)です。実際の研究者アンケートの結果をもとに、本当に博士が輝く日本を作るためになにが必要かを徹底的に議論します。
日時・開催方法
2024年9月26日(木)15:00-17:00
※意見交換会 17:00-18:00(最大1時間)
参加方法:Peatixからご登録ください。イベントはZoomで開催します。
参加費:無料
イベント詳細と参加登録はこちらから
JAAS版ガチ議論シリーズについて
ガチ議論とは?
「ガチ議論」は、日本の科学を取り巻く環境・仕組みに関係したテーマについて議論してきており、学会の年会(分生2013、BMB2015*、日本神経科学学会「ランチョン大討論会」)などとも連携してきました。JAASでは、この「ガチ議論」のプラットフォームを利用して、JAAS版「またまた帰ってきたガチ議論」シリーズを開始し、日本の科学を元気にするための活発な議論を展開していきます。
今回の新たなシリーズでは、SciREX**プロジェクト「安定性と流動性を両立したキャリアパスの仕組みについての定量・定性的研究」と連携しつつ、「博士人材活躍プラン(通称、博士3倍計画)でニッポンを救えるか?!」などをテーマに、さまざまなステークホルダーの方をお迎えして、博士号取得者のキャリアパスについてのガチ議論を数回実施する予定です。
ガチ議論のWebサイトはこちらから
*分子生物学会2013 年度年会
第38 回日本分子生物学会年会、第88 回日本生化学会大会 合同大会
**文部科学省が実施している「科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業(SciREX、サイレックス)」