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場末の事務員のささやかな楽しみ

私はどこにでもいる普通の会社員です。
ずっと事務職。営業経験は無し。
営業事務、仕入業務、企画、管理部門など色々やってきて、結局何かを極めることもなく今に至ります(笑)

これだけ聞くとパッとしない社会人生活に聞こえますが、その通りパッとしていません。

でも、周りの人に恵まれているようで「人間関係がイヤで出社できない…」ということはなく、転勤したり、異動したり、転職を経験し、10年以上こうしてユルユルとやってこられました。

それはたぶん、ささやかな楽しみがあるから。

場末の事務員によるパッとしない日常の楽しみ方です。

(※注)本当に“ささやか”です。


通勤電車で読書

ありがたいことに通勤電車は座れることが多く、その間はもっぱら小説を楽しんでいます。
決められた時間の中で物語に浸ることができるので「あと30分後には仕事をしている自分」への謎の背徳感と優越感(?)に浸りながら読んでいます。


同僚とのお喋り

一応、仕事はしています。(しているフリをしているだけのときも。)そして手が空いたら世間話に花を咲かせます。
「あの人って何歳なのかな?」
「〇〇さんって芸能人の△△にちょっと似てない?」
といった、自分たちのまわりの人を観察しながらコソコソ話をしています。感じ悪いですよね。ひどいときは勝手にあだ名を付けています。本当に感じ悪いな(笑)


ちょっとしたお菓子

人からもらうお菓子ってなんでこんなに嬉しいんですかね。
ちょっとしたモノでも本当に嬉しい。
自分で買うよりも人からもらったほうが美味しく感じる謎。

チロルチョコは配るのに最適


お昼休み

一時間のお昼休みは完全に仕事のことを忘れています。どれだけ忙しくても「この一時間は休ませてもらうぞ」と心に決めています。
とりあえず自分で作った美味しくないお弁当を食べ、アマプラで動画を観ることに全力を注ぎます。



OKがでたとき

少しだけ仕事の話も…
仕上げた資料を先輩や上司にチェックをしてもらい、OKが出た時「よっしゃ!」と心のなかで呟きます。声に出して「わーい!」とか言っちゃう時もあります。どれだけ小さなことでも、自分じゃなく他人から認められると嬉しいもんです。これは何歳になっても嬉しい。


定時ダッシュからのコンビニスイーツ

定時で仕事が終わると、昔は週2〜3くらい鳥貴族にお世話になっていました。でも最近は家庭を持つ人も増えてきたので、独身の私はもっぱら一人でお家ご飯が多いです。そしてサードプレイスと称してコンビニへ。毎度のことスイーツを物色。
LAWSONの“どらもっち”は新作が出るたびに買ってしまいます。
最近はお菓子のために働いているような気がしてならない。

どらもっち安納芋。帰り道が暗すぎる。


最後に

書きながら「本当にパッとしないな…」と不安になってきました(笑)
でも、私はこんな感じのキラキラしていない生活を楽しんでいます。基準は人それぞれ。
誰にも邪魔されずに食べる“どらもっち”が最高に好きです。

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