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トラウマ反応とアロマテラピー

最近カウンセリングでトラウマ反応の話がよく出ます。

人間は「怖い!」と思った時、身体にはストレス反応が起き
☆攻撃的になる(Fight)
☆逃げる(Flight)
☆固まる・凍り付く(Freeze)
の3つのFが起こります。

私は凍り付く事が多いです。

ほかに
思考停止する
ぼーっとしてしまう
記憶が曖昧(飛ぶ)
など

これは戦うことも逃げることもできない「子ども」が用いる唯一の自分を守る方法です。

慣れない環境にいる時
不安を感じる時
罵詈雑言や叱咤を浴びた時

一人ぼっちだったという辛い記憶があると、一人になった時は、もちろんのこと、褒められる・評価されるなどポジティブな環境にいる時でも「なんか怖い」と、思うと固まってしまうことはありませんか。

それはトラウマ反応です。

虐待を受けていた人、暴力が身近にあった人、そうでなくても小さな傷つきでも心につらい記憶が残っていれば、トラウマ反応が起こります。

恋愛・子育て中や何かを成し遂げる時に、
・なぜか自分にプラスにはならないものを掴んでしまう
・上手くいきそうなのに急に自己無力感にさいなまれる
・温かいしあわせや成功を味わうことに抵抗を感じる
・誰かの前向きなアドバイスを素直に受け取れない、
それも性格の問題ではなくトラウマの問題かもしれません

だから自分を責めないで下さい(バカデカボイス)

トラウマかどうかは「なぜか怖い」「なんとなく恐ろしい」といった理由は分からないけど、という感覚、これが見分けるポイントです

トラウマ反応は、思考にかかわる理性脳ではなく、自律神経に関わる情動脳がコントロールできなくなっているから起こります

なぜだかわからないけど怖いと感じて思考が固まってしまう
わかってはいるのに思っていることと逆のことをしてしまう
そういう人は思考を強化することも大事ですが、まずは「情動脳」を安心させてあげる、脳に「今は危険じゃありませんよ」と伝えることが必要です。

トラウマがあると情動脳のなかの扁桃体という部分がストレス反応を過剰に生じさせます。

そこで アロマテラピー登場!

扁桃体は「快・不快」などの感情を司ります
アロマの香りが扁桃体にダイレクトに伝わることによって、私たちは安らぎや心地良さを感じるのです。

トラウマには、ネロリ、別名オレンジ花の精油が良いといわれています。

是非試してみてください♪

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