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【速報レポ#7】クロージングセレモニー

数記事にわたってお届けしてきた、2021年3月26日(金)・27日(土)開催の「ジャパンSDGsアクションフェスティバル」の速報レポート。最後の記事では、2日間のイベントを締めくくるクロージングセレモニーの模様を、登壇者のコメントを一部抜粋しながらダイジェストでお届けします。

※こちらの記事は速報記事になります。各プログラムをチェックしたい方は、後日公開予定の「アーカイブ動画」をご視聴ください。

【日時】
3月27日(土)16時20分~17時/チャンネル1・2
【登壇者】
マリナ・ポンティ(国連SDGアクションキャンペーン ディレクター)
黒岩祐治(神奈川県知事)
MITSUMI
(FMヨコハマ DJ/かながわSDGsスマイル大使)
櫻田彩子
(エコアナウンサー)
蟹江憲史(ジャパンSDGsアクション推進協議会会長/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授/慶應義塾大学SFC研究所 xSDG・ラボ代表)

ジャパンSDGsアクションフェスティバルと同じテーマで同時に開催されていた国連年次イベント「SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション」を主催する、国連SDGアクションキャンペーンのディレクター、マリナ・ポンティさんによるメッセージからスタートしました。

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「フェスティバルに登壇したスピーカーの話を聞きながら、ビジョン、情熱、勇気をもって暮らしを変えるために、今年を転換点とすることはできるのかどうかを考えました。答えはイエスです。今後もバーチャルの力を駆使しながら、世界中の考えを共有していきたいです」(マリナ・ポンティ氏)

続いては、今回「SDGグローバル・フェスティバル・オブ・アクション from Japan」と「ジャパンSDGsアクションフェスティバル」の開催のきっかけとなったUNDPとの連携をはじめ、ホストシティを代表する黒岩祐治神奈川県知事からメッセージがありました。

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「コロナ禍でオンライン開催となった当イベントですが、世界中で多くの方に視聴していただきました。今後もUNDPとの連携をさらに強化し、アクションフェスティバルなどの取り組みにより、SDGsに対する日本のならではのアプローチを発信していきたいと考えています」(黒岩祐治知事)

黒岩神奈川県知事の挨拶の後は、「ジャパンSDGsアクションフェスティバルの振り返り」として、チャンネル1・2の総合司会を務めた櫻田彩子さんとMITSUMIさんが、カンファレンスやトークセッションにおいて、どのような想いや取組みが共有され、どのような議論が行われたかを、各プログラムごとに報告。

そしてジャパンSDGsアクションフェスティバルのセッションに登壇したユース世代の5組が再登場。「みんなでつくろう、みんなの未来~2030年に向けて~」をコンセプトに、SDGs実現に向けて、行動すること、社会を変えていくことについて、それぞれの想いをメッセージとして発信しました。

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「トークセッションに参加した中高生のお話に共通していたのは、活動を楽しんでいること。それが自分にとって衝撃でした。世界のために協力して動いていくという姿勢が、この先の未来につながるのかなと思いました」(武田智生氏)

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「全く違う世代の田原総一郎さんお話し、異なる視点でお話できたことは刺激的でした。若い世代が活動することには大きな意義があります。学生という立場から個々の行動にアプローチするために、日々全力で取り組んでいきたいです」(露木志奈氏)

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「マインドセットを変えることが一番だと考えています。そうすれば消費行動や文化を変えることができる。2030年に向け、一人一人の行動変容を意識しながら、システムのリデザインにみんなで取り組んでいきたいです」(ルイスロビン敬氏)

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「みらい甲子園神奈川県大会で大賞を受賞しましたが、今後も障がい者が何らかのサポートを必要とすることには変わりません。SDGsの誰一人取り残さないというゴールにつながる情報を発信していきたいです」(桐蔭学園高等学校トランジションゼミ同好会)

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「誰一人取り残さないというゴールの達成のためには、誰一人取り残さない協調が大事。女性や障がい者、未来を担うユース世代声などの声をしっかりと拾い、政策や行動に反映することが重要だと思っています」(田才諒哉氏)

5組のユース世代メッセージを受けて、SDGs-SWYの共同代表・和田恵さんが、ジャパンSDGsアクションフェスティバルの成果と、ユース世代としての総括を伝え、ユース世代からのメッセージ「みんなでつくろう、みんなの未来~2030年に向けて~」は終了しました。

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「今回のイベントを通じて、若者が将来を動かすということ、現在の世界においても変化が求められていることを強く感じました。若者はあるべく姿をベースにものごとを考えられるので、新たなモデルを発信できると考えています」(和田恵氏)

そして、プログラムは「アクションフェスティバルの成果をつなぐ」と題した、 ジャパンSDGsアクション推進協議会の蟹江会長、 同協議会会員でもある外務省国際協力局地球規模課題総括課長の吉田綾さん、 総合プロデューサーの川廷昌弘さんによる、トークセッションへ移行。

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「各セッションに力強さを感じました。多くの人とつながれるなど、オンラインであることで実現できたこともあったと思います。今後も、それぞれの取り組みを博覧会のように発信できる、より良いイベントを実施していきたいと感じました。そして、このイベントが2030年に向けたターニングポイントになることを期待しています」(蟹江憲史氏)
「さまざまな立場、世代の方が思いの丈を述べた、マルチステークホルダーのイベントでした。コロナ禍における障壁が非常に多い中、こうして良い形でイベントを終えられたことは素晴らしいです。また、神奈川から発信されたこと、若い世代からの声を聞けたことは有意義でした。多くの人が参加するプロセスを重視していたと感じます」(吉田綾氏)
「ジャパンSDGsアクションフェスティバルは、あらゆる関係者の方に参加いただいきましたが、これこそSDGsの力だと感じました」(川廷昌弘氏)

続いては、ゲストスピーチ。2025年に「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして大阪・関西で開催される日本国際博覧会から、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 広報戦略局長の堺井啓公さんが登壇し、「いのち輝く」を掲げSDGsの達成に貢献するための取り組みなどについてスピーチしました。

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「2025年に開催される大阪・関西万博のテーマは、いのち輝く未来社会のデザインです。SDGsに向けたソリューションを世界中から集めようと準備を進めています。理想の社会を宣言し、共創によって実現するためのプログラムも実施します。ぜひ若い方々にも登場していただきたいです。この万博は、もう始まっています」(堺井啓公氏)

そしてクロージングセレモニーのラストプログラムとなる「クロージングメッセージ」へ。蟹江会長、ユース世代の面々が再登場し、エンディングメッセージを発信し、2日間にわたり開催された「ジャパンSDGsアクションフェスティバル」は、華々しく幕を閉じました。

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「ジャパンSDGsアクションフェスティバル」の速報レポートは、以上になります。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました!
イベントは終了しても、2030年へ向けて私たちのSDGsアクションは続いていきます。みんなの未来はみんなでつくるもの。
これからも一緒に日本のSDGsアクションを盛り上げていきましょう!

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