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せんべい

美味しいせんべいを見つけてしまった。

東海環状線美濃加茂のサービスエリアで焼きたてを売っている。屋号は覚えていないが近くを通ると必ず立ち寄ってくる。わざわざ買いに行ったこともある。美味しくてハマっている。

そもそも、『せんべい』とは何だろう?

ごく普通に目にするがあまり深く考えたこともない。こうして文章にしようとしてみると捉えどころないので、分類して見た。

せんべいは有名なところで草加せんべい、南部せんべい、八つ橋、エビせんべい、炭酸せんべい、瓦せんべい、タコせんべいといろいろな形態がある。

主材料は小麦粉、米、魚介に分かれる。

歴史的には小麦粉に甘味をつけて薄焼きにしたものが主流のようだ。

その後、草加市の茶店のお仙さんが残り物の団子を薄く伸ばして塩味で焼いたものが草加せんべいのはじめだと聞いた。

最初は小麦粉でこしらえたせんべいがオヤツとして重宝されて、米でこしらえたせんべいは下品なものとされた。

その後醤油が流通するようになり、コメでできた草加せんべいが醤油で味付けされるようになり、全国的に知られるようになってきた。

タコせんべいには思い入れがある。吉良吉田の網元さんがこしらえてくれたタコせんべいは絶品だった。

生きているタコの、トンビ(口)と墨袋、内臓を取り出し片栗粉をまぶしプレス焼きする。焼き上げはパリパリではなく少し湿気を残す。食感は乾燥刺身だと思った。

消費期限が当日限りなので中々口にすることは出来ない。もう少し焼くとパリパリになり、消費期限が伸び、土産物としても売っているが、食感と食味が変わってしまう。

せんべい以外に、おかきと霰がある。これらは、原料にもち米を利用したものでまだ調査不足だ。日本食は本当に奥が深く面白いので調べが楽しくなる。







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