見出し画像

見えないその先の景色を見たくなる好奇心

バイクツーリングの旅

旅と言っても日帰りの旅
フェリーに乗り目的地に

港に着いてまずした事は腹ごしらえ
港ならではの海鮮料理を食べようじゃないか

ということでフェリーを降り目の前にある食堂の暖簾をくぐる
おすすめのアジフライをメインとしたフライ盛り合わせ定食を頼む

味の詳細は割愛させていただく

腹ごしらえを終えまずは鋸山を目指す
近年どういう理由かは知らないが鋸山駐車場にバイクは進入出来なくなってしまった

なんとなく予想はつくのだが

なのでロープウェイに乗り山頂へ
山頂から少し登り「地獄落とし」なる場所まで散歩をしそこから下り大仏様を拝みまた登ってロープウェイ乗り場まで

日本一の大きさらしい

この時点で約1時間以上の散策をしている
とても寄り道が多くでき、山の中であるのに歩く道をしっかり整備されているので歩きやすい

まだ帰りのフェリーまでは時間があるので近場のスポットを探す
何やら仲間が面白そうな所を見つけた
「弁財天の洞窟」
洞窟だとっ!
洞窟と聞いて心がワクワクしない者がいるのだろうか
即決してその場所までバイクを走らす
房総半島の海を眺めながら心地よい潮風を浴び走る
目的地周辺に到着した
そこは自然公園の中にあるらしい

またもやバイクから散策がスタートだ
山道をテクテク歩く
談笑しながら緑に囲まれた道を歩く

シダに覆われた大木

すると案内看板が見えてきた
私たちが目指す洞窟を探す
あった!
道順を確認すると何やら途中に要塞跡地なるものを発見する

これもまた心をくすぐるワードではないか
要塞跡地ここにも行かなければならないと決めワクワクし逸る気持ちを押さえ歩き出す

すると要塞跡地の道標が
こっちか
さらに山の中に入って行く
歩く最中整備された道の横に何やら建物の入口らしき狭い通路を見つける

ここが要塞跡地なのか
奥は暗く明かりがない
手に持つスマホのライトを頼りに私が先行し内部を確認する
そこが入っても大丈夫な場所だと確認し仲間を招く

ここがきっと要塞跡地だろう
なんの為に作られどんな使用用途であったか等の説明はどこにも書いてないが少し不穏な感じがある
ライトを消せば1m先も見えない暗闇の中を歩くこのワクワクが堪らない
暗闇の先に明かりを確認しそこに何かの空間があり空の明かりが入るようになっていた

なんのための空間だが分からないがそこは異様な雰囲気を醸し出しそうそうに退散しようと決意する

そして次は本命の洞窟だ
さらに険しくなる山道を下り海に出る

はて、洞窟はどこにあるのか
右を向いても左を向いても洞窟らしきものは見当たらないが何やら岸壁沿いに歩いて行けそうな場所がある
またもや好奇心が湧き出し先行して何があるのか確認しに行く

この先に何かあるのではないか
すごいものが見れるかもしれない

ここまでくるとワクワクが止まらない
しかしその先には何も無かった
何も無かったが普段味わえないワクワクがあった
そしてそれはまだ続く
岸壁沿いの行ける場所は全部確認し洞窟がないことを確認する

来た道を戻る
すると途中に脇に逸れる道があることに気づく
もしや
と思いその道を行く

あった

そこにはぽっかりと口を開けた洞窟がありその中に祠があるのが確認できた

下穴になっている

下穴になっておりその横に洞窟が繋がってる
ここに来てやはりこの下が気になって仕方がない
仲間に行くと言い洞窟の中に降りて行く
深さは5mくらいだろう

横に広がる洞窟はその先は全く見えない
またスマホのライトを頼りに奥に潜入していく
何があるかは分からないがワクワクと好奇心が止まらない
アドレナリンが出てるのであろう
ゆっくりと慎重にそして奥へと歩を進める
しかし奥には落石があったのか大きな岩が塞いでおり人が通れない

しかしその先にまだ繋がっているのは確かだ

祠に手を合わせ感謝しその場を後にする

私は見えないその先に何があるのか確かめずには居られない性分なのかもしれない

この少年のような好奇心とワクワク感がたまらなく好きだ

これからもこの気持ちを大切にしていきたいとフェリーに揺られ帰る道中思えた

どんなことにも好奇心とワクワクを

今日の文はとても長くなり途中で飽きてしまう人もいるかもしれない
しかしそれでも最後まで読んでくれた貴方に感謝
「有難うございます」

いいなと思ったら応援しよう!