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【就活】無名大学出身の私が、新卒で自社開発のAndroidエンジニアとして働くまで
私は、とある都市の大学に通っていました。
その大学の名前を口にしても毎回「どこにありますか?」と質問されるほど知名度がありません。
そんな大学出身の私がとあるサブスクを運営している会社のAndroidエンジニアとして働くまでのお話でございやす!
就活の始まり
私が就職活動を始めたのは、3年生になってすぐでした。なぜここまで早く始めたのか、それには2つのきっかけがありました。
まず一つ目が友人のある一言です。ある日部室で雑談をしているとT君がこんなことを言いました。
「なあ知ってるか?この大学の就職率は97%ですと言っているけど、それは正社員としての97%じゃない。97%には派遣会社や専攻とは全く関係ない就職先に行った人も含まれているみたいだ」
T君は様々なことを調べて事前準備を怠らない人でした。この話が出たのも私たちがこれから3年生になって「そろそろ就活の時期か」とみんなでなんとなく話していたからでした。
この言葉と私が実際にこの大学で過ごしてきた肌感を照らし合わせると、この言葉がどれだけこの大学の実態を表していたかがよく解りました。
周りの学生を見渡していて実直に思ったことが、「学生がかなり受動的である」ということです。
授業にいても質問がかなり少なかったり、部活に入る人がとても少なかったりしていて強く感じたのです。
大半の人が、食堂や教室にいてもスマホの画面を見続けています。じゃあ、そのスマホで何をしているのかというと、ソシャゲです。
もう一つのトリガーはアルバイトです。
私は地元の書店で子供たちが新年度で使う教科書を準備し販売するアルバイトをしたことがあります。
そこは創業から長い年月が経っている老舗で、様々な設備からその片鱗を感じ取ることができました。
ある日、倉庫で教科書がたくさん詰められている重さが2,30kgある段ボールをどんどん上に積んでいく作業をしていました。
そのときに、バイト先の仲間が投げ上げに失敗して段ボールが落ちてきてしまいました。
幸いけがはなかったものの、それを見ていた社員が「ケガしないでよ、うちは労災が下りないから」と言いました。
そんな重要なことをなぜ今まで言わなかったんだ
私は呆然としました。それに加え、もとからバイト中の雰囲気もギスギスしてて居心地が悪く、そこで長く働きたいとは思えませんでした。
「これは就活に力を入れないとこうした会社に入ってしまうかもしれない」
そう考えた私は、本格的に就活を始めることにしました。
長い就活
私は上記の通り3年生になる直前ぐらいに就活を始めて4年生になる直前の約1年間を就活に費やしました。
まず手始めに就活で使うツールを探しました。
みんなが使っている就活アプリに加えて、スカウト型サイトに3つほど登録しました。
これがかなり強力で、自分では見ていなかったであろう企業が逆にこちらから声をかけてくれるというかなりありがたいツールでした。今いる会社もスカウト経由です。
夏はとにかく説明会や仕事体験に参加しまくり、候補となる会社を徹底的に増やしていきました。
世の中には知らない企業がこんなにもあるのか、この会社はこんな面白い制度があるのかなど、あの体験が後の内定絞り込みに役に立ったといっても過言ではありません。
秋ぐらいからはSPIなどの筆記対策と面接対策を始めました。
とにかくスマホアプリに対策アプリを入れて隙間時間にやりこんで、それと同時に面接の練習もしていました。
面接練習は学校の教務課だけではなく、一つ年上のいとこにも頼んでやっていました。
12月、横浜に用事があってそれが終わった後にみなとみらいを歩いていると、携帯の通知が鳴りました。
そこには、11月ぐらいに最終面接を受けていた車載システムの会社からの連絡で「内定」の文字が。
自分で勝ち取った初めての内定にうれしくて、そのメールのスクショをとってあります。いまでもスマホのどこかにいるはず・・・
それを皮切りに複数の企業から内定の連絡が次々と入り、歓喜の冬となりました。
最終的に選んだのは…
そして最終的に選んだのは、サブスクサービスを自社開発をしている会社でした。
これまで内定した会社を整理してみたところSES(技術者派遣)の会社が大半でした。
SESは様々な現場に行けるから様々な技術が身につくとは聞いていたものの、「何をしているのか自分でもわからなくなりそう」という不安が自分の中で消えませんでした。
もう少し続けるべきかと悩んでいたまさにその時にスカウトされたのが、今働いている会社でした。
内定通知が待ちきれなくて毎日毎日メールボックスを開けたり閉めたりを繰り返していたことを今でもはっきりと覚えています。
こうして晴れて内定を頂き、上京して社会人となりました。
なぜAndroidを選んだのか
自分が持っているスマホがAndroidだったからです。
た、単純・・・
あともう一つが、学生時代にちょっとネイティブアプリを作りたいと少し思い始めてちょうど開発部門の中でAndroid部署があったのでAndroidエンジニアになりました。
最後に
学歴フィルターがきっと就活をしていると襲い掛かってくると思いますが、自分の中に悔いを残さないように全力で就活にぶつかってみてください!
そうすれば、その後の社会人生活もきっとたのしいですよ!!