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湯ったり日記⑤天童温泉 湯坊いちらく

先日七回忌のため帰省した山形。法事の前日に時間があったので天童市まで足を伸ばし、日帰り温泉とグルメを楽しんできた。
天童観光の途中、日帰り温泉で利用した「湯坊いちらく TENDO SPA & BREWERY」ここがめちゃくちゃ良かったから全力で紹介するnoteを書こうと思う。

実は結婚後に少しだけ天童市に住んでいたことがある。そのときは温泉やサウナにさほど興味がなく、住んでいた時も「わざわざ温泉に入るのも…」と敬遠していた天童温泉。
コロナ禍を経て久しぶりに山形に帰省となり「わざわざ行くのはもったいないけど帰省のついでに寄ってみるか」程度の心持ちで天童温泉日帰り入浴を帰省プランに入れることにした。

天童温泉は宿が密集していてアクセスが便利。天童駅から歩いても行ける距離にあるのが魅力(ただ夏の炎天下は注意…)

こぢんまりとしたコンパクトなお宿。

ロゴがオシャレ!

エントランスをくぐると…

美術館かな?

旅館というと「木造」とか「古い」などのイメージが強いけど、近代的で広々としたエントランスがとても不思議。
ごちゃごちゃしている感じもなく、不思議と調和がとれている。ライティングも凝っていて、入った瞬間に「わぁ…!」と声が出るはず。
山形の彫刻家・松田重仁さんのアートの世界をコンセプトとしているそう。

日帰り温泉の利用はフロント前の券売機で。クレジットカードで支払いたいときはフロントで精算してくれる。はじめての施設利用でもフロントの方が丁寧に教えてくれるので大丈夫。温泉タオルやバスタオルも貸出あり。

マップももらえます(クシャクシャになっちゃってすみません)

宿泊者限定の浴衣がめちゃんこ可愛い…(残念ながら日帰り温泉利用者は着られない)

サイズも豊富
箪笥にびっしり!女性用の浴衣。お気に入りが見つかるかも!

なんとこの旅館には醸造所があり、温泉×宿泊×クラフトビールのトリプルコンボが楽しめる。HEAVEN。これは宿泊者だけのお楽しみ。

お風呂は大浴場と露天風呂がある。
泉質は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉」
無色透明で「温泉感」はないけど肌がしっとりする。疲労回復や血行促進、リラックス効果もあるとのこと。
私が訪れた日は日帰り温泉利用者が私しかおらず、全裸でのびのびと山形の空気を纏ってリラックスできた。温泉とか大浴場で誰もいないと仁王立ちするのは私だけではないと思いたい。

脱衣所も大浴場も、外の光や自然をたっぷり取り込むような大きめの窓があるのが印象的。

パウダールームの設備も最高。ライト付きミラーにリファのドライヤー。

高性能すぎるマッサージ機もあった。

「コックピットじゃん」みたいなブースに身体をスポッと預け、スイッチを押すと無重力のようにフワ~っと浮き上がる。これはもうガンダムパイロット。ガンダムパイロット体験マッサージ機。

ところどころにアートを感じる館内装飾がうつくしい。

日帰り入浴者も館内施設も一部利用可能。
屋外スペース「ツキコマSTAND」。夜になるとビアテラスになったりキャンプ風焚き火もできるみたい。カフェバーも併設。

この時間(14時すぎ)は暑すぎて誰も外にいなかったが…

おしゃれな本が並ぶライブラリーコーナー。天井が高くて気持ちいい。

多目的スペース「蔵」
ヴィンテージ家具とデザイン家具が調和していて穏やかな空間。ここも天井が高くて広々していてとても良かった。

レコードプレーヤーは15時から使用可。

ロビーにはフリードリンク。湯上がりに水分補給もできる。

日帰り入浴の時間帯はカフェタイムのためアルコールは飲めないけど飲み物の種類はまあまあ豊富なので飽きることはないかと。14:30~15:00のあいだは清掃のためお風呂などの施設利用ができなくなるが、ロビーは使えるので景色を見ながら一休みできる。

電車の時間の関係であまり長くいられず滞在時間は2時間程度だったが山形のおいしい空気と大自然を味わいながらお風呂に浸かれる黄金体験。ぜひ宿泊してみたい!と思わせる快適空間だった。次回は予約専用サウナも使ってみたい。

「わざわざ行くのはもったいない」とか思っていて本当に申し訳ないくらい素敵な施設だった。次回はわざわざ行きたいぞ!

山形のおいしいものはこちらのnoteでどうぞ。

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