見出し画像

🕊️広島からメッセージ🕊️「平和学習」

6年生国語科で「平和のとりでを築く」の学習が終わったところで、
広島在住の父から「平和」のメッセージを届けてもらいました。

4歳の時に、疎開をしていた父ですが、
実の弟を原爆で亡くしました。
一発の原子爆弾が 一瞬で 罪のない人の命を 奪いました。



2度と戦争を起こしてはいけない。
「平和」をつなげていきたい。

ここ数年、私にできることは何か、を考えるようになりました。

そして、このたび、私のオンライン国語&日本語クラス
「平和学習」を開くことにしました。
生徒さんと保護者の方々に声をかけ、
数十名の方にお集まりいただきました。

体験者からの話は、大変、説得力のあるもので、
当時の生活面、学校の様子、子どもたちの遊びなど
幅広く話をしてくれました。

小学2年生の生徒も居ましたから、難しい言葉を
一つ一つ丁寧に説明を加えました。

今後、視聴者を日本語を学ぶ生徒たちへ繋げたいので、
対象者により、言葉を選び修正を検討する必要がある、と思いました。

つい先日、映画祭アカデミー賞7部門に輝いた「オッペンハイマー」では、
オッペンハイマー博士が核開発にのめりこんだ後に、被爆者の惨状を知り、
核軍縮への懸念を示しました。
「世界の指導者に、核を 過去のものにするように求めなければならない」と・・・

最近、NY在住の生徒さんが、「原子爆弾について学習をした」と言っていました。いよいよ、腰を上げて、考え始めているのか、アメリカ。

「戦争を終わらすために、原子爆弾は、本当に必要だったのでしょうか。」

平和公園に そびえたつ 貞子像の 佐々木禎子さんは、2歳の時に被爆し
12歳の時に 白血病を災い、千羽鶴に「生きる」想いを寄せながら、
息を引き取りました。

終わったはずの戦争なのに、その後、病を発症して、亡くなっていくという恐ろしい化学実験、原子爆弾・・今一度、人間が考えるべき課題なのだ、と強く願います。今後も 学年によっては ディベートをしてもらったり、
「戦争」と「平和」について学習を続けていこうと思います。

今回の「平和学習」のFeedbuckです↓

戦後70年余り、今の日本では考えられないほどの壮絶な事があったこと、原爆というものがどれほどのものだったか、戦争というのは絶対にあってはならないことを何も知らない世代に語り継ぎたい思いで参加しました。
在米日本人としてだからこそ、あの戦争のことは心に留めて置きたいですし今後も世界中から戦争というものがなくなってほしいという思いでいっぱいになりました。

お父様の貴重なお話を伺うことができ、この機会を設けてくださった先生とお父様に、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうか、いつまでもお元気で、これからも様々な場所でのご活躍をお祈りしています、とお父様にお伝えください。
戦争はしてはいけない、核は過去のものに、の想いを、改めて強く抱くとともに、今後もこのことを子ども達にも繰り返し伝えていこうと思いました。
重ねてお礼申し上げます。今日はありがとうございました。

追伸。実は、今日の講義を、自宅に遊びに来ていたウクライナ出身の5年生も一緒に聞きました。写真を取り入れてくださったおかげで、その子も興味深く観ていました。今回ようなお話を世界中の大人や子ども達にも聞いてもらえたらなぁと思いました。

今日の平和学習では、私が知らないことを学べて聞くことができ良かったです。私は母から少し広島の原爆のことを聞いていたんですが、これを聞いて私たちの身近であることが、とてもこわかったです。私は皆さんが作った千羽鶴を捨てずにとっておいているということが私の胸に響きました。それを聞いて私はみんなが、頑張って作った平和への願い、平和への希望を捨てずにとっているのではないかと思いました。

平和学習の授業を分かりやすく説明してくれて、この授業を聞くことができて良かったです。ありがとうございましたと伝えてください。
今日の授業は本当にありがとうございました。
4月からの授業を楽しみにしています。

広島の平和公園へ、世界各国から 平和を願って たくさんの千羽鶴が贈られます。透明ケースに入れられて、数ヶ月は保管されますが、千羽鶴を循環させるために、折り鶴をリサイクルをして、しおりやノートや便箋などに加工しているようです。皆様の想いを消すことなく、残していく素晴らしい活動ですね。

読んでくださり、どうもありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?