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「未来人材ビジョン」から真逆のスキルを身につけたいと思った話

先日47歳を迎えました。
もう47年も生きてきたのか、と普段考えもしないことを考えてみる。
年齢は単なる数字でしか思っていなかったからね。
さて、47歳は変化の歳になるんじゃないかなと思っています。
人生100年時代と考えると、ようやく半分か。

なんか新たなチャレンジでもしたくなっている今日この頃です。

そういえば、私も初の新型コロナウィルスに感染してしまいました。
あんなに絶対に罹らないと色んなところで言っていたのに関わらず、やっぱり罹る時はかかるようです。笑
味覚と嗅覚が無くなり、人間の5感の大切さを実感できた期間でもありました。

さて、
そんな療養期間に経済産業省が出している『未来人材ビジョン』を眺めていました。

経済産業省|未来人材ビジョン

簡単にいうと2050年にはこんな状態になっていて、こんなスキルが求められたり、重視されるよ。だから教育なども変わっていく。
みたいな感じかな。

経済産業省|未来人材ビジョン

今はどこでも「人材不足」に陥っています。これからもより人気のある業種や会社などには人が集まるかもしれないけど、そうじゃないところではより深刻化していきそうです。
今でも足りていないのに、2050年には日本の生産年齢の人口は2/3まで減少していくようですよ。

より少ない人口で社会を維持し、 外国人から「選ばれる国」になる意味でも、 社会システム全体の見直しが迫られている。
雇用・人材育成と教育システムは、別々に議論されがちであるが、 これらを一体的に議論することに、意義がある。

経済産業省|未来人材ビジョン

採用だけに取り組むのではなく、採用してからも組織にとどまる仕組み、「採用と育成、そして文化」はとっても重要なことだと思います。

企業ができることは何か。
これからの時代に必要となる具体的な能力やスキルを示し、 今働いている方、これから働き手になる学生、教育機関等、 多くの方々に伝えることで、それぞれが変わっていくべき方向性 が明確になるのではないか。

経済産業省|未来人材ビジョン

これからの時代にどんなスキルが必要となるのだろうか。
それを若者、教育機関に伝えることで早いうちから身につけておこうという事なのだろうか。
そしてこれからの若者にはこんなスキルが求められると書いてあった。

経済産業省|未来人材ビジョン

なかなか難易度が高そうだ。
姿勢や意欲なども含まれている。
もう本当に学校で勉強だけしていれば良いという時代では無くなりそうですよね。

そして、どうやら現在では「注意深さ・ミスがないこと」「責任感、まじめさ」が重視されているようです。
ミスをしないことを重視していることについては怖いなぁ〜と思いつつ、
これを重視したら、人間よりロボットの方が需要が増えそうだなと思ったり。

経済産業省|未来人材ビジョン

そして、2050年には、全く異なることが重視されてくるようで、ミスをしないことなんかはロボットやAIで解決しちゃっているんでしょうか。

2050年に求めらえる能力。

「問題発見力」「的確な予測」「革新性」
だそうです。

なんか、身につけようと思って身につけられるスキルじゃないような気がしちゃっています。汗
的確な予測なんて、超能力レベルでは??なんて思ったり。

そして最後には、

経済産業省|未来人材ビジョン

”失敗してもまたやり直せる社会へと、転換していく”と書かれている。

長らく”注意深く、ミスをしないように”重視されてきた人たちが”失敗”をした時にどうなるのか。そもそも失敗を恐れてしまってチャレンジができるのか?想像ができそうだけどなぁ。

まずは失敗してもかすり傷程度で落ち込まない人になっておこうと。
そして、周りで失敗が起きた時にケアできる人になっておこうと。

そんなことを真剣に考えたコロナ療養期でした。
残り半分の人生は超能力は身につけず、人の痛みや気持ちがわかる人へと進化せていきます。笑



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