#06 長崎 / 大浦天主堂
長崎ってすごい魅力的なんです。
なぜなら、島の数がめちゃくちゃ多いから。
地図を見ていてもたっくさんの島があって、これを半年くらいかけて転々と巡っていきたい…そんな夢がもくもく湧いてくる。
実際どれくらい島の数があるんだろ。
有人無人関係なく総合順位で調べてみると
1位 長崎県:971島
2位 鹿児島県:605島
3位 北海道:509島
4位 島根県:369島
5位 沖縄県:363島
すんげ!長崎ダントツだ!
そして意外なのが北海道と島根。
そんなに島あったんだ。
瀬戸内にたくさん島があるイメージやったけど、いや〜意外だ。
ちなみに京都は49島(そんなある?!)、大阪は0島。
九州の地図見てて、壱岐島とかぜんぜん佐賀県エリアじゃんよ…と思ったけども、これは日本史案件なんだろな…ちょっと調べてみたけど、知らない藩とか人の名前がわんさかで、そっとサイトを閉じました。
では本題へ。
#06 長崎 / 大浦天主堂
長崎は素敵な教会が多くて、今日はその中でも大浦天主堂のステンドグラスをピックアップしてみました。
引用元:Wikipedia
大浦天主堂は江戸時代幕末の開国後、1865年(元治2年)に建立された。日本に現存するキリスト教建築物としては最古。
江戸時代以前の教会は禁教で破壊されて、現存する一番古いのが当時外国人用に建てられたこの大浦天主堂なのだって。
引用元:https://nagasaki-oura-church.jp/archives/112
15世紀にザビエルが日本に来て西洋ガラスが広まって、19世紀末にフランスから長崎の大浦天主堂に寄贈されたこの「十字架のキリスト」が日本で初めて登場したステンドグラスなんだって。でも、原爆の爆風で大破してしまって、今あるのは復旧したものらしい。
文明開化くらいから日本でもステンドグラス自分らで作るぞー!という流れになってきて、宇野さんと小川さんという二人のパイオニアによって日本のステンドグラスの礎が築かれて、そこから全国に広がっていったみたい。
それにしても、ザビエルが来日して、残された宣教師が布教活動を続けて、その影響で長崎港が開港して、南蛮船が出入りして、西洋文化がどーんと入ってきて、植民地となることなく信仰を絆にどんどん港周りから栄えていって、それを恐れた幕府が徹底的に禁教・棄教を強いていって…そこから250年くらい経ってもう信仰者はいないと思われていた頃に大浦天主堂で潜伏していたキリシタンが発見されて、2世紀近くの間、見つからないようにひっそりと信仰を守り継承されていたことが分かって…それが今、世界遺産登録ですよ。
長崎ってすごい怒涛の歴史だったんだな…。
実際に町を歩いたら、建物に、食べ物に、文化に、すみずみにそれらが色濃く残ってるのが感じられるんだろな…。
いつか絶対に行こう。
で、島もまわりたいから最低1週間は休み取ろ(お)。
いやーーーーー日本って興味深いな。
てなわけで、次回は佐賀県に進みたいと思います。