【短歌】浮つく街を背にして帰る
南国にも雪が降りまして。ワーイと思ったのも束の間、寒すぎて一歩も外に出たくなかった……しかしこんな日に限って出かける用事が多くて、夕方にはラッシュ渋滞に巻き込まれるし。だけど運転中に1首浮かんだのでヨシとします。
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こちらは冬、霧の深い朝が多いんです。本当に見渡す限りまっしろい闇。列になって登校していく子どもたちは勇敢に霧へと立ち向かう勇者のようだし、散歩中の犬も朝からなんかよくわかんないけどがんばってる。
冬至は過ぎたけれどまだまだ昼が短くて、17時ごろには夜の気配を感じる日々。ソワソワと何かを期待して落ち着かなくなる街に後ろ髪ひかれる思いで帰路に着く。
ビャーッと出てきては即捨てられる運命のレシートたちの儚い命を思うと胸が痛みます。あれどうにかなんないのかな。
もうそのまんまの意味。あんなにも心を揺さぶった夕焼けが、なんにもなかったみたいな顔して朝に叩き起こしてくるのちょっと腹が立つ(朝が弱いので)。
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あっという間に年末。仕事が納まる気配はまだありませんが、気持ちだけは着々と新年を迎える準備を始めています。とりあえず冬休みに読む本を買ったり借りたりしているところ。読み終えてない本が山ほどあるのにね! ではでは!
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