防災はまず知ること・慣れることから ②知る・慣れること
前回の記事の続きです。
2)知る・慣れること
以前参加した、市の防災出張講座の質問コーナでのことです
「これ、買ったはいいけど、どのケーブルをどこに差し込めばいいのかさっぱり分からないんです。教えてもらえますか?」
ご自宅から非常用のポータブル電源をお持ちになり、質問された方がいらっしゃいました。マニュアルを読みながら一人で試行錯誤するよりも、大勢で一緒に試すことができれば、そのグッズの実際の使い勝手を多くの方が体験できます。また自分が知らなかった、いざという時に役立つ防災グッズに出会えるかもしれません。なるほど、これは実践的でとてもいい方法だな、他の商品も試したいなと思いました。
先日受講した防災講座でも、いざという時にあわてないよう、災害時に必要な情報を予め知っておく、また、在宅避難となった場合の状況に予め慣れておく、というのは大事なことだと教わりました。
例えば
知る:
・避難所の場所
・避難所までの移動手段や経路(小さい子供や世話が必要な家族をどうやって連れて行くかなど)
・最寄りの避難場所はペットを受け入れているのかどうか
・在宅避難になった場合、どの備蓄品がどれだけ必要なのか
・外出先からしばらく帰宅できない場合に、家族の世話を誰にどうやって頼むか
慣れる:
・普段から非常食の味見をしておく(お気に入りを備蓄しておく)
・非常用ラジオを時々聞いてみる
・非常用トイレを使ってみる(もしくは使う真似をしてみる)
・停電・断水での在宅避難を想定したおうちキャンプを試してみる
・ペットを飼い主以外の人からの世話に慣らしておく
このいざという時の備えを、より実践的に、楽しく、そして、地域の人たちと一緒に行うことができれば、いざという時にも慌てることなく、助け合いながら避難生活を送ることができるのではないでしょうか。
市民ネットワークでは、防災グッズや非常食の体験を交えた楽しい防災訓練の実施を、政策として行政に提案します。
ーお知らせー
3月9日(木)の朝10:30から、市民ネットワークみはまの事務所で「防災グッズを見直そう」というイベントを開催します。
「家の防災グッズをみんなと一緒に試してみたい」
「この非常食、おいしいのかなぁ?味見してみたい」
「非常用簡易トイレってどうやって使うの?」
「ペット用の防災グッズってあるの?」
などなど、気になる防災グッズを一緒に試してみませんか?そして、ゆるーく繋がる知り合いづくりも体験してみませんか?
また冒頭にご紹介した防災講座の講師の馬場内さんをお招きして、防災について改めてお話を伺い、皆さんと防災についてワイワイガヤガヤする時間も設けたいと思っています。ぜひ奮ってご参加ください。参加費は無料です!
防災グッズを見直そう
日時:3月9日(木)10:30〜12:00
場所:市民ネットワークみはま
千葉市美浜区高洲3−20−45 細谷ビル303
TEL 043-278-5005 E-mail mihama@chibanet.jp
費用:無料
お申し込み方法:
事務所へお電話かメール、又は下記のGoogleフォームにてお申し込みください。
https://forms.gle/g5NN4LUu81zLH7Fn9
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