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80 SATの英語のための勉強法は?(3) 問題集、サイト、動画

問題集はどれがいい?


読むべき本や雑誌をたくさん読んで、読解力、速読力、語彙力、全般的な知識などを身につけたら、いよいよSATの問題を解く練習です。

SAT用の問題集は参考書を兼ねているところがあって、問題だけでなくSATの攻略のポイント的な解説も載っています。
もちろんすべて英語ですが、カレッジボードのものは公式本として一冊あった方がよさそう。

ちなみにどれも電話帳(イエローページ)みたいなサイズと紙質で、日本の参考書や問題集に比べるとかなり大きくて分厚いです。


他には、カプラン、プリンストンレビュー、バロンズなどといった出版社のものがあって、それほど大きな違いはないと聞きます。



娘はカレッジボードのものの他に、プリンストンレビューのものを使っていました。

できれば大きな書店でこれらを取り扱っているところがあったら、実物を見て解説の部分などどれが充実しているかなども読んでみて、比較してみるといいのでは。


カーンアカデミー Kahn Academy


でも実は、問題集をたくさん買わなくても、オンラインで勉強することができます。
カーンアカデミーという非営利団体によるサイトで、利用者登録をすればSATの英語も数学も勉強することができ、模試を受けることもできるんです。

練習問題ができたり、文法や時間配分についてなどいろいろ学べたり。
問題集とカーンアカデミーがあれば、十分SATの準備ができるんじゃないでしょうか。

日本語のサイトもありますが、内容が限られているので、こちらのアメリカ向けのサイトを使った方が。
科学や社会科の勉強もできますよ。



先輩たちの勉強法をYouTubeで学ぶ。


YouTubeにもいろいろな攻略法を教えてくれる動画があります。
日本人向けの日本語のものもいいですが、やはり英語の、アメリカ人の学生たちによるものも、リスニングを兼ねて勉強になるのでは。

🔽SAT 数学セクションで満点を取る方法: 1600 点得点者からのヒント



とにかく読むものをたくさん読んで、さらにこれらをフル活用すれば、特に塾に行くこともなくSAT対策ができるんじゃないでしょうか。

娘はこういうものを自分で探して、できないなりにできることをやっていっていました。
塾で与えられるものを指示通りにやるより、自分で英語の情報を探していった方が、英語を読みこなす力や情報を得る力もつき、後々にも役立つのではと思います。

とはいえ、これからさらにSATを必須としない大学が増えて、SATはいつかなくなる日が来そうな気も・・・。


ともかく、まずはSATのための勉強をすることが、肝心なTOEFLの4技能の試験のための重要なベースになってきます。

次回からは、そのもう一つの難関、TOEFL対策についてお伝えしますね。


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