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不登校に苦しむのなら

「不登校」でいることを
    
甘えだ
過保護だ
心配しすぎだ
という言葉を聞くたびに思う。
    
     
この人は経験したことがないんだな。
     
子どもの心が
目の前で潰れていく姿を目にしたことが
子どもが生きることを
辞めてしまうかもしれないと感じたことが
      
     
      
ごめんなさい
学校行けなくてごめんなさい
     
      

私の胸の中で泣きながら息子がこの言葉を言った時、涙が止まらなかった。
なぜわたしは、我が子を、愛する者をここまで追い込んでしまったのだろうか。
     
      
      
学校の先生には過保護保護者扱いされ
家族には優しすぎると言われ
信頼していた人たちには間違っている
と言われたけど
     
この子はもう
生きるのを辞めてしまうかもしれない
今私が変わらなければ
全てを失ってしまうかもしれない・・・
と、強く強く感じた。
     
    
     
大丈夫。
どうしても理解してもらえない時ってあるよ。
仕方がない。
だって同じ経験をしていない人たちだから。
大丈夫。
わたしは理解できるよ。
    
苦しんでいる保護者の投稿を目にすると、
心の底から叫びたくなる。
うちにおいでよ!
朝まで泣いて笑って語り合おうよ!
    
   

あの日、私が「学校へ行く」とは
違う道を選んだことで
今日も子どもたちは生きていて
家で笑顔で過ごしてる。
     
      
      
心配や不安は色々あるだろう。
でも、子どもの生死をかけてまで守るべき自分の価値観、心配や不安なんてものは存在しない。
     
      
命さえあればいいのか?
いや、命があっても、
心が生きていなきゃ意味がない。

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