《Vol.11》CXの認定資格があることをご存知でしたか?
こんにちは!Izumi Insightsのいづみです。
私の初Note記事の Vol.1を読んで頂いた方々なら、私が22年間在籍していた(株)ワ◯ムのブランディングについて、かなり熱く語れることはわかってもらえたかと思いますが、退職してからもやっぱりずっと気になっているんです、今後の会社の動きが。
長年愛着のあった会社のことを(しかもリストラで解雇されたのに)そんなさっぱり忘れることはできない、というか、心のどこかで会社の「ブレてしまったブランド」を「軌道修正してほしい!」と願っているのは、やっぱり「素晴らしい製品を開発している」会社だから。
どれだけ素敵なブランドで、誰でも欲しいと思うような洋服やバックでも、品質が共わなければ一回っきりの購入になってしまいますよね?(少なくとも私はそうです。)
商品があって素敵なロゴや斬新なマーケティング力があるだけでは「持続的な良いブランド」としては成り立ちません。
その根底に「お客様の期待に応える製品・サービス」や「価値のある良い製品・サービス」があることが大前提。
なければそもそもブランディングなんて頑張っても無意味な投資だと思います。
でも、とっても良い製品があるなら、やっぱり頑張ってほしい!
ちょうど一年くらい前にドイツ支社の業績不振で結構大きなリストラで解雇になり、それを機にカナダにある以前から興味を持っていた「CX経営・リーダーシップ」の学校にオンラインで昨年10月から通い始めました。
同じクラスに在籍していた世界各国からのメンバーは私以外、全員が「勤務先の会社が負担」する形で参加していて、自腹で無職で参加していたのは私だけだったので、相当な優等生でした(笑)
日本だと聞いたことない方がほとんどだと思いますが(私も調べるまで知らなかった)、「CXPA(Customer Experience Professionals Association)」という団体があることをご存知でしょうか?
CXPAは、2011年に設立された、顧客体験(CX)分野に特化した独立したグローバルな非営利団体。CXの専門家の影響力と認知度を高め、メンバー同士の知識共有を促進し、「業界の信頼される基準」を確立。さらに、「CXPA CX Book of Knowledge」を発行し、CX分野での専門資格であるCCXP(Certified Customer Experience Professional)の認定も行っている組織です。
そのCXPAが公式に認めるコースで、私も将来的にはCCXPの認定資格を取る!という気持ち&覚悟も決めて学校に通ってたので、「やりたいことを学ぶ」「目的を持って学ぶ」とここまでも毎回の授業が楽しみになるものなのか!ととっても新鮮でした。
というのも、学んだこと全てが「実践できるもの」だったから。
「CXの学校」とあって、「アカデミックなお勉強」が多くの時間をしめるのかと思っていたら、初っ端から最後まで、「ある企業を題材にして、CXの提案書を書き上げて最後に経営者を説得できるようなプレゼンをする」という目標でコースが進んだからです。
コースを卒業したら資格がもらえるわけではなく、CCXPの資格を取るにはそもそも「知識」だけじゃなく「経験」も証明しないと試験すら受けさせてくれません。
試験を受けるには以下の5つのカテゴリーの知識のみならず、実践での経験を証明する必要があるんです。
顧客インサイトと理解:Customer Insights and Understanding
顧客体験戦略:Customer Experience Strategy
指標、測定、ROI:Metrics, Measurements, and ROI
設計、実装、革新:Design, Implementation, and Innovation
企業文化と責任:Culture and Accountability
私の22年間の社歴でも残念ながら全ての経験値をクリアできていたわけではなかったので、資格試験はまだ先の目標ですが、このコースを通して学んだ貴重な内容を、次号のIzumi Insights Vol.12から小分けにしてシェアしていきたいと思います。
題して「私ならこう提案する!ワ◯ムのCX戦略を考える!」
先にお伝えしますが、さすがに学校で学んだことを100%そのまま無料で公開できないので、必要に応じで有料コンテンツとしてシェアすることを考えていますのでご了承ください。
ご興味のある方はぜひフォローしてくださると大変励みになります!
では、Have a great weekend !