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すぐ遠慮する人へ

こんにちは、あずま泉@人生を楽しくするメンタルコーチです。

今回は遠慮について

みなさん自分の性格把握していますか?自分の性格好きですか?


わたしはコーチングの中で、最初の段階でよくこの質問をします。
自分のことは好きですか?

ここから対話を始めることが多いですが、
人のことは大好きでも自分のこととなると自信を持って
好き!」と答えられない方が多いです。


そうなるのはなぜだろう・・・


少し自分を振り返ってみます。

わたしは小さい頃から、親や姉弟に遠慮する子どもでした。

3人姉弟でわたしが真ん中だったせいかもしれません。

常に少し外れた場所から場の空気を観察する子どもでした。
なので、あまり両親と一緒にいた思い出はありません。

父親は家にあまりいませんでしたし、
母親には姉がいましたから、姉に遠慮して少し後ろにいる感じでした。


でも本当は寂しかったんだと思います。
すぐお腹が痛くなるような子どもでした。
頻繁に体調を崩していたのは親に自分を見てもらいたかった、
自分に時間を割いて欲しかった無意識の意思表示でしょう。

無意識なので、本当の自分の気持ちには気づきません。
一人の時間が増えていきます。

そして家族だけでなく様々な生き物を観察しだすようになりました。
※一人で黙々と観察する時間が何より楽だったんでしょう。


誰かといると誰かに気を向けて何かあったらなんとかしなきゃ!
楽しんでもらうために何かしなきゃ!と思っていたから。

そして「空気を読む」「観察」から、社会に適合していくため
「遠慮」「人のために行動する」がセットになります。

また昭和時代からの「運動部にいることがステイタス!」
みたいな時流があり、ずっと体育会系で育ちました。

当然団体競技は遠慮する性格でレギュラーを積極的に
勝ち取ろうとしません。
空気を読んで先輩には逆らえません。

大学で個人競技になってから、
人に合わせる必要もなく、自分を磨けば結果が出る!ということで
一番自分らしく競技できたと思います。

そして高校時代から様々なアルバイトを経験しました。
運送会社、配達員、訪問販売、引越し屋、交通量調査、
コンサートスタッフ、ウェイター等

お金を稼がないといけない義務感で職種問わずいろいろ経験しましたが、
この数々のアルバイト経験で、自分の向き不向きが自分で理解できるようになってきました。
※基本、人相手は苦手(かなり人見知りという自己認識)

でもこの人見知り・・・
本当なんでしょうか?
今回のように自分の過去を見つめていくと、人見知りも分解できます。

人見知り・・・人に合わせることに無意識に疲れているから避けている
人見知り・・・人が嫌いなわけじゃなく、気を遣う
人見知り・・・人を優先し遠慮するから自分が幸せじゃない
人見知り・・・本当は寂しい、人に会いたいけど自分が気を遣う恐怖
人見知り・・・ある程度まで仲良くなるのに気力を使うから今は無理
人見知り・・・顔色をうかがうエネルギー不足

と色々あります。

結局、わたしは「空気を読む」「自分より人を優先
つまり「遠慮」で人見知りが構成されていたんですね。

これに気づいただけでも人は変化してきます。
そんな自分でも好きになれます。

原因を分析する・知ることで、
わたしはわたしを「観察」したんです。

「観察できる対象」になれば、わたしは好きになれるんです。

自分を好きになれたら、「不必要な遠慮」はしなくなります。

特に「遠慮する人」は幸せも遠慮し、
人が幸せなら自分も幸せ♪と優先順位を変えてしまうから。

謙虚と遠慮は違いますよ!謙虚でありましょう!

遠慮する人は「自分のことが好きになれない」パターンにハマりがち。
ちょっと自分を過去から見つめてみましょう!

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