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背骨のS字カーブは何故必要?

私たち脊柱動物は、背骨の生理湾曲、自然なカーブによって、動いた時の衝撃を分散できるように設計されています。

姿勢を意識し過ぎて背骨を固めたり、
背骨がストレートになると
衝撃を吸収できずに、代わりに背骨以外の関節を緩めたり、固めたりして調整してしまうので、不調がでやすくなります。

崩れた骨格を筋肉でかばうため、日常生活しているだけでも筋肉が過緊張して凝りや痛みとなって現れます。

骨格ベクトレでは、まず最初にストレートになりがちな胸椎に丸みを取り戻し、動きを良くしていく事からはじめます!

そのためにバランスボールなどにうつ伏せに乗ってもらい、平面ではなく立体的な形状で施術をして胸椎の丸みを潰さずに整えます。
施術に物理の概念を取り入れた、新しいボディメイクメソッドです。

人が生まれてからの成長過程は、
最初に背骨の丸みが出来て
(赤ちゃんの背中の丸さ)
そこからハイハイや掴まり立ちを経て、
腰や首の前弯カーブが形成され、
地球の重力下でも二足歩行出来るようなS字のカーブができています。

ですので、まずは胸椎の丸みを先に取り戻す事から始めましょう!

クッションや小さなバランスボールなどを抱えて、まあるくなってじっとしているだけで、自然と重力の負荷がかかり、内側からの自然な呼吸の動きにより、固さが和らいできます。

じっとしていて効果があるなんて、にわかに信じられないと思うのですが、騙されたと思ってまあるくなることを続けてみてほしいです。

動物は調子が悪いときは、とってもとってもまあるくなってじっと休みます。それに動物がトレーニングしたり、関節をぐいぐいとストレッチすることもありません。
寝ていたと思ったら、ぴょんと瞬時に跳躍できるのは整った骨格構造のなせる技なのではないのかなと思うのです。


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