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悩んでいても良い、欠けていても良い

生きづらさを感じていると気づいた時、
生きづらさを感じない世界に
憧れたことがありました。
生きづらさを感じない生き方ができたらなぁと、
思っていたんです。
だけど、それって今の自分自身を
否定してしまう気がして。
頑張ってもがんばっても、
どこか苦しく感じていました。

そうなったとき、何を目指せば良いのか。
たどり着いたのは、
生きづらさと生きていくということ。
きっと私たちの目指すものって、
生きづらさの感じないようになるのではなくて、
生きづらさと生きていくことなのかなと
思ったりします。
そしてそれはきっと、
Well-being(ウェルビーイング)を
高めることだと思っています。

自分自身が満たされた気持ちを抱えながら、
充実した日々を過ごす。
心豊かな毎日を生きるということです。

そもそもWell-being(ウェルビーイング)とは
何なのか。Well-being(ウェルビーイング)は、
個人の心身の状態や生活の質、幸福感の
総合的な状態を表す言葉です。
これは、健康の定義にもあるような身体的・
精神的・社会的に良好な状態という意味に
加えて、生活の充実感、目標の達成感など、
満たされた気持ちを感じるための
さまざまな要素を含んでいるとされています。

さまざまな要素とは何か。
健康な身体や十分な休息、ストレスの管理、
良好な人間関係、充実した仕事や趣味、
自己成長や目標達成などが関連する要素と
言われていて。個人が何に満足感を感じるか。
個人の主観的な感覚や満足度に
基づいているようです。
ストレスの中で自己成長を高めることに
満たされた気持ちを感じる人もいれば、
ゆったりと最低限の人間関係の中で生活する
ほうが満たされた気持ちを感じる人がいる
ように、人によって何がWell-being
(ウェルビーイング)を高めるのかは、
異なっているのです。

だからこそ世間一般の幸福論ではなくて、
自分が自分自身の生活に満足し幸福感や
充実感を感じること。自分が何に満足感を
感じるのかを知ることが大事なのだと
思うのです。周りと同じ、ではなくて、
自分自身がどう思うか。

悩んでいても良い、欠けていても良い。
気分が乗らなくたって良い。
けど、「そんな自分もいいよね」と
自分自身が満たされた毎日を過ごせる状態を
目指していけたら。
明日の自分もきっと好きでいられる。
そんなふうに思うんです。

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