いず

10歳はなれた妹へ。いつかあなたが悩んだときのために。つまづいた時のために。自分らしく…

いず

10歳はなれた妹へ。いつかあなたが悩んだときのために。つまづいた時のために。自分らしく心豊かに生きるヒントになるように。伝えたいことを綴っています🌿精神科の管理栄養士*月21冊ほどの本を読む人📚悩みに対して本を処方しています→https://boopy.jp/

マガジン

  • 生きづらさと生きている

    「なんとなく生きづらい」そんな気持ち感じることもたまにある私。しんどい時、同じ想いを感じている人の言葉に触れると少し安心するのはなぜだろう。見えない誰かと支え合える世界を作れたらと。生きづらさを感じながらも生きている私の感情や想い、出来事をまとめています。

  • 10歳離れた妹へ

    10歳離れた妹がいます。いつか彼女が悩んだときのために。つまづいた時のために。自分らしく心豊かに生きるヒントになるように。伝えたいことを綴っています妹が可愛くて堪らないです。

  • 本と想いの記録

    本好きな方へ。 本が大好きな私の読書記録とその時の想いについてまとめています。

  • 【悩み×本】〇〇なときのあなたへ贈る本

    あなたが動くと、物語が始まって。ページを捲るほど、世界が広がっていく。本はあなたの世界を広げ、心豊かに生きるツールとなるのです。苦しい時、辛い時、寂しい時、眠れない時、泣きたい時、頑張りたい時。。。いつだってあなたに寄り添い、チカラになると思う。本が好きな私からあなたへ。

  • 日常のどうでもいい問題

    役に立たないこと、どうでもいいことに目を向ける。そういう、ほんの少しのゆとりが心を豊かにして、生きる楽しみを作っていく。そんな気がするから。私が日常の中で感じる「どうでもいいこと」綴っています。

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「本が好き」が世界を救う

本が好き。 それがほんの少し世界を救うことができると想像したら、どんなにワクワクするだろう。 本が好きな私にとって、本を読んだり読書会に参加したりすることってすごいことでもなんでもなくて。お風呂に入る、ご飯を食べる、お化粧をする、テレビを見る、ゲームをする、SNSをみる、そんな日常のひとつだったりします。暮らしのひとつの動作で、自分を豊かにする娯楽としての動作。けど、どうやらそれが誰かの力になるらしい。自分の「#読了」の経験が、誰かのためになる世界があるというのです。その可

    • ストレスと一緒に生きていたい

      先輩が辞めて、11年目の先輩を越える役職が4年目の私について。「もっとこうしたらいいかも」と自分で仕事を見つけて増やしてしまうのもあるけど、それでも、他部署からの依頼やトラブル対応と積もりに積もってやってもやっても増えていく仕事。 自分でもこの状態が続くと良くないなぁ、と思いつつ、今はただ踏ん張るしかなくて。 ⁡ ふらっと立ち寄った本屋さんでまさに今の私だと。 可愛い表紙にも惹かれて手に取ってみた雑誌。【kiitos.】 ⁡ ストレスのない状態ではなくて、ストレスと共に生きる

      • 小説に救われる

        ビジネス書や自己啓発本から学びを得るのはもちろんですが、小説やエッセイから学びや気づき、自分への教えを受け取ることが多くあります。 物語の登場人物や著者さん、時には人ではなく未知の生物や動物など、自分ではない存在の経験を自分ごとのように捉えたり、客観視して考えて、自分のモヤモヤへの解決に繋げているように思うのです。 例えば、私自身、寺地はるなさんの「大人は泣かないと思っていた」という本から、女は、男は、こうあるべき。普通はこうだ。いろんな縛りの中で生きているなかで、背中

        • 認めてほしさが小説を読む理由

          小説を読む理由に、自分の選択を 認めてほしさがあるのかもしれない。 何かを決めるとき、その背景には いくつもの過程を踏んでいて、 その先に最終的な1つに決めることが多い。 その過程は表に出ないから周りの人には 伝わらないけど、自分の中ではたくさん悩んで 決めている。こんな理由があって、自分の中で たくさん悩んで決めた結果がこれなのだと。 日常の会話の中ではどうしても伝わりきらない。 けど、その隠れた部分は物語の中には 描かれていることが多い。 登場人物がその一言を話す背

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        「本が好き」が世界を救う

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        • 【悩み×本】〇〇なときのあなたへ贈る本
          14本
        • 日常のどうでもいい問題
          1本

        記事

          本が心を癒す理由とは。

          「ブックセラピー」という言葉を知っていますか? 読書療法やビブリオセラピーともいわれているこの言葉。薬の代わりに本を処方することで心と身体を癒す心理療法のひとつです。 日本だと心の治療となると、薬やカウンセリングが一般的な中で、本を処方することで心を癒していくということが、イギリスをはじめ海外では実際に医療の現場の中で取り入れつつあるというのです。 本を読む人はなんとなく、本が自分の力になる、本が癒してくれる、ということを感じてはいるものの、なぜ本が心を癒すのか、と問われる

          本が心を癒す理由とは。

          人との関わりを求めて。

          最近、また少しずつnoteを更新しています。 いつも読んでいただき、ありがとうございます。 今日は本がパブになることについて、 また書いてみようかなと思います。 「本のある場所」と聞いてあなたは どんな場所を思い浮かべますか? パッと思いつくのは、町の図書館や 学校の図書室、書店でしょうか。 街を見渡すと色んなところに本はあります。 例えばクリニックの待合室。待っている間に 手に取れるよう、子ども向けの絵本や児童書に 加えて、雑誌や健康本、小説等がラックに入って並んでいま

          人との関わりを求めて。

          繋がることで救われる

          先日、「社会的処方」という言葉を知りました。どうやら2021年6月18日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)2021」の中で、孤独や孤立の対策として「社会的処方の活用」が明記されていたりと、日本でも注目されつつある考え方のようです。 社会的処方とは何なのか。『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』(西智弘編著、2020年、学芸出版社)を読んでみると、『薬を処方することで患者さんの問題を解決するのではなく、「地域とのつながり」を処方することで

          繋がることで救われる

          悩んでいても良い、欠けていても良い

          生きづらさを感じていると気づいた時、 生きづらさを感じない世界に 憧れたことがありました。 生きづらさを感じない生き方ができたらなぁと、 思っていたんです。 だけど、それって今の自分自身を 否定してしまう気がして。 頑張ってもがんばっても、 どこか苦しく感じていました。 そうなったとき、何を目指せば良いのか。 たどり着いたのは、 生きづらさと生きていくということ。 きっと私たちの目指すものって、 生きづらさの感じないようになるのではなくて、 生きづらさと生きていくことなのか

          悩んでいても良い、欠けていても良い

          心の不調を感じる前に。

          病気や事故や怪我は、未然に防ぐような、予防的な対策を考えることが多くあります。 同じように、心の不調について予防医学の視点で見てみるのはどうだろう、と思ったりします。 私自身、きっと心の不調を感じやすい特性を持っている気がします。だからこそ、不調で落ち込む前に、対策を考えたりしているのです。 予防医学とは、病気やけがなどの健康問題を未然に防ぐことを重視する医学の分野のことです。病気やけがを予防することで、人々の健康を向上させ生活の質を高めることを目的としています。 日本の場

          心の不調を感じる前に。

          5人に1人が心の不調を感じ得る時代

          正直心がしんどくても「病院にいくほどじゃないから」「相談窓口もなぁ」と思うこともきっとあって。心の健康において、医療で補いきれない課題や解決するべきでない課題は多い気がします。 そして、そういった曖昧な心の不調が、ふとした時に自殺につながってしまうこともあるのではないかと、時々考えてしまいます。 苦しい中でも頑張って頑張って追い詰められて「死にたい」って思う人がいます。 孤独を感じて「死にたい」と思う人がいます。 ため息を吐くように「死にたい」といい心の安定を保つ人がいま

          5人に1人が心の不調を感じ得る時代

          生きづらさと生きていく

          生きづらさを感じたことはありますか? ・人の気持ちを考えすぎて疲れてしまう ・SNSを見て、周りと自分を比較してしまう ・自分だけが違う日常を生きているように感じる ・自分が「普通の人」になれていないように感じる ・失敗しないかソワソワする ・自分のことを話すと涙が出る ・自分がめんどくさい ・家族に自分がどうしたいか言い出せない 少し前の自分はこう思うことが多くて。「生きづらさ」という言葉と出会ったとき、あ、これだ、と。自分が抱いてきたものがすーっと腑に落ちたように思い

          生きづらさと生きていく

          「凪」の状態に身を置く

          惹かれる言葉に出会った。 「凪」 風がやみ波が穏やかになること。 海風と陸風が切り替わる瞬間の 無風状態をいうのだとか。 私自身、ときどきベールを被ったように感じることがある。ベールを被ったことはないのであくまでイメージなのだけど、目の前で起こっていることが目の前に感じられないような。自分の感覚が遠のくような。そんな感じ。 そのときは、やりたいことがなくて、 行きたい場所、食べたいものもパッと出ない。 何かを頑張る熱量もなくて、自分には何もないと思ってしまう。 思い返すと

          「凪」の状態に身を置く

          心の余裕を持っているか。

          前回、適応障害と診断された彼とのモヤモヤを書いてみました。 見ていただいた皆さん、ありがとうございます。 こんなこと発信して何になるのだという想いもありつつ、 反応・コメントもいただくこともあり、救われた自分がいました。 今回は、心の余裕について書いていこうかなと。 最近、前回の記事に挙げたように、適応障害と彼が診断されて。 自分自身にも余裕がなくて、彼にひどい態度を取ったり、 自分自身が不安定な毎日を送っていました。 (・・・いや、今も送っているのが正直なところです。)

          心の余裕を持っているか。

          彼が適応障害になった

          鬱や適応障害になりました。その復帰に関する 投稿や文章は見かけるけれど、そばにいる人の 想いはどうなんだろう。そんなことを思い、 今の状況や気持ちを素直に綴ることにした。 * パートナーが適応障害と診断された。 もともと低気圧や花粉に弱くて、気分が コロコロ、集中するときとしない時の差も 大きくて、考えすぎたり、スルーできずに 受け止めてしまったり、ぐるぐる考えながら、 落ち込み、元気になって、波が大きな人。 だけど、適応障害と診断されて 薬を飲みはじめて、なんだかその

          彼が適応障害になった

          毎日世界が生きづらいけどあなたといたい

          【読書と今の気持ちの記録】 📚 毎日世界が生きづらい 👤 西宮真冬 ⁡ 小説家を目指す彼女と会社員の彼。 夢を叶えない私と夢を語らないあなた。 それでもあなたといる理由について、 2人の生活を描いた小説です。 ⁡ 仕事のストレスで彼が鬱になって。 小説家になるという圧で適応障害になる彼女。 ⁡ 大事な人が鬱や適応障害で苦しんでいる中で、 器大きく接したいけど、こちらの器も小さくて できないことに、ついイライラとぶつかって。 もっと苦しめて。申し訳なくなる。 だけどこちらの

          毎日世界が生きづらいけどあなたといたい

          【読書記録】SMAPが好きになる

          *今日はこの本を。 ⁡ 📚もう明日が待っている 👤鈴木おさむ 🏢文藝春秋 ⁡ (帯より) 挑戦、冒険、そして解散ーーー。 20年以上、彼らに伴走してきた放送作家にしか 書けなかった奇跡の物語。 これは「小説SMAP」である。 ⁡ * ⁡ 一章読むごとに、そこに出てくる SMAPの曲を聞いて、浸りながら読む。 ⁡夜空ノムコウ、 ライオンハート、 がんばりましょう、 ⁡・・・ そんな曲たちが頭をずーっと流れて離れなくなった。 * メンバーが脱退したとき、 番組が始まったとき

          【読書記録】SMAPが好きになる