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木漏れ日と青葉闇|十六夜の俳句【ひと色展】
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さんざめく青葉若葉よ子ら走る
青葉風ランチに響く笑い声
青葉風読書に耽りローズティー
青葉闇かそけきものよ我隣
青葉闇さまよう魂隠れたり
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ビリジャンヒュー
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イシノアサミさんの「ひと色展」の企画に参加させていただきます。
このビリジャンヒューは、木漏れ日の色”🍃
透明感があって、青葉若葉から透けてくる陽の光をも内包したような温もりのある色です。
そして、私にとってビリジャンヒューは「木漏れ日」の色だけでなく、その青葉のかげに広がる「青葉闇(木下闇)」をも思い起こさせる色でした。
青葉闇とは、鬱蒼と茂る木立の下の暗がりのことです。
夏の強い日差しの下では闇のようですが、実際の夜の闇とは違い、緑陰なので、緑の下のうっすらとした暗がりで昼でも涼しく、ひと時の憩いの場所にもなります。
「青葉」「若葉」「青葉若葉」「青葉闇」「木下闇」俳句では、すべて夏の季語です。