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炎の金曜ロードショー 実写版 北斗の拳

私は漫画「北斗の拳」の大ファンです。

そして、なんと北斗の拳の実写版が過去に存在していました。

この映画を初めて観たのは、私がタイから帰ってきてすぐ20代の頃でした。

この映画をご存知の方もいらっしゃると思いますが、「お前はもう死んでいる」の名セリフで一世を風靡した武論尊さんと原哲夫さんの原作による伝説のコミック漫画「北斗の拳」を実写化した映画です。

この映画はハリウッドで製作され、1995年に日本で全国公開されたました。

監督:トニー・ランデル。
ケンシロウ役:ゲイリー・ダニエルズ。
シン:コスタス・マンディロア。
ユリア:鷲尾いさ子。
リュウケン:マルコム・マクダウェル。
ジャッカル:クリス・ペン。
ゴライアス:スーパー・ベイダー。

まずは簡単なあらすじから。

暴力と混乱が支配する最終戦争後の世界。
北斗神拳の伝承者ケンシロウは、最愛の女性ユリアを南斗聖拳の達人シンに奪われてしまう。
彼女の行方を追い、荒れ果てた大地を放浪するケンシロウは、やがてシンが支配する無法の町・サザンクロスに辿り着く。
町に足を踏み入れたケンシロウの目の前には、破壊と暴力が渦巻く光景が広がっていた。
ユリアを取り戻す為、ケンシロウは一人でシンが待ち受けるサザンクロスの街へと踏み込む。
果たしてケンシロウはユリアを救い出すことができるのか?
運命の歯車が今、動き出す。

映画の感想

この映画はっきり言って不評でした笑

あまりにも原作と違うところが多いのですから、原作を知るファンとしてはいささか合点のいかないところでしょう。

簡単に言ってしまえば、B級のアメリカン・カンフー映画といったところですね。

原作を知らない人が観ても楽しめるように作ればまた違った作品になったことでしょう。

うーん、おしい‼️

北斗の拳と謳ってしまえば不評ですが、マッドマックス風の映画としてみればそれなりに楽しめると思います。

ツッコミどころ満載のこの映画の好きなところを挙げてみます。

まずは、なんと言ってもヒロインの鷲尾いさ子さん✨

美しい✨

私は鷲尾いさ子さんのファンなので、単に鷲尾いさ子さんが見たいだけ笑まずはそこが楽しみでした笑
(あんたファン多すぎだろ笑)

そしてケンシロウが日本人ではない点も私としては笑ってしまうポイントです笑

眉毛は極太にしてほしかった笑

この映画は全て特撮で、CGは使わず撮影されているのですが、特撮ならば眉毛の太さは欲しいところでした。

このように笑

WEBより

こういった細かいところが、映画をさらに楽しませてくれるポイントだと感じます笑

このケンシロウ役を演じたゲイリー・ダニエルズさんを知らない人は、きっと「なんだ?」と思うかもしれません。

でも実は、ゲイリー・ダニエルズさんは立派なマーシャルアーツの達人であり、元キックボクサーでもあるんです。

ちなみにゲイリー・ダニエルズさんは、ジャッキー・チェンのシティー・ハンターにも敵役で出演しています。

そしてクロスマンと呼ばれるシンの手下達。

ヒャッハー

全然モヒカンでもなければ、屈強そうでもなく、ただの汚いオヤジ達です笑

この辺も笑ってしまうポイントですね😆

漫画北斗の拳より

漫画ではこんな感じでヒャッハーと言って暴れ狂うのですが、この親父達はゲハハァーと言ったところでしょうか笑

中途半端感は否めませんが、またそこが面白いところでもあると思います。

そのゲハハァが北斗百裂ぺちぺち拳を喰らうシーン笑

あぁ~

北斗百裂ぺちぺち拳を喰らった後、頭がモコモコして苦しんでいますが、特撮にしてはまあまあな感じだとは思います。
ただ原作の通り『あぁ~』じゃなくて、やっぱり『あべし』か『ひでぶ』が欲しいところでしたね笑
ここでお決まりのセリフ「お前はもう死んでいる」が炸裂します。

そしてケンシロウのライバル、シンはこの方が演じています。

甘いマスク

コスタス・マンディロアさん。

彼はモブスターズ/青春の群像やソウというサイコスリラーの映画にも出演しています。

この映画では、シンがいきなりリュウケンを銃殺します笑

そこはやはり拳法でやってほしいところですね笑

ただ、実写版としてはケンシロウがシンによって、胸に7つの傷をつけられるシーンが痛々しく、うまく表現されていると思います。

そしてゴライアスと呼ばれるシンの手下の一人。

WEBより

この役を演じているのは、日本でも有名なプロレスラー、ビッグバン・ベイダーさんです。

残念ながらベイダーさんは2018年にお亡くなりになりましたが、プロレスラーとしての勇姿は今でも心に残っています。

この映画ではケンシロウにやられてしまいますが、実際の戦いでは、ベイダーさんの必殺技「ビッグバンクラッシュ」が炸裂していたことでしょう。

この映画にはおなじみのキャラクター、リンやバットも登場しますが、個人的にはバットらしくないところに思わず笑ってしまいますし、リンも可愛いけれど、どこか違う感じがしてしまいます。

それが面白いかどうかは人それぞれだと思いますが、話のネタとしてこのような映画を観てみるのもいいのかもしれませんね😆

お読みいただきありがとうございました!

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癒しのゆうすけ
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