【naotta】リーキーガット症候群（特にサプリに注意）
数十年前は腸漏れと言ってました。
でも、最近はリーキーガットという方が通じるので、このタイトルでお話ししようと思います。
症状は全身炎症で、色々な深刻な病気や不調を引き起こします。
これはまず、原因から理解する方がわかりやすいかも。
＜原因について＞
腸には有毒物質を体内に入れずに排泄させるための強力な腸壁バリアがありますが、食生活やストレスにより、バリアが壊れ、かつ、腸細胞の間に隙間が開いて、腸壁から有害物質が体内に漏れ出ることがあります。
この漏れ出た有害物質は、やがて血液によって全身に蔓延し、全身の炎症につながります。
簡単に書くと、上記の通りです。
ですが、実は私の経験則では、リーキーガット症候群は二種類に大別できます。
１つは、生活習慣病により発生した純粋な腸漏れ。上記の原因で起こります。
過去はほとんどがこれでした。
もう１つは、
最近の腸活ブームのせいで、腸によいとうたわれた健康食品（化学物質）によるもの。
健康食品と言っても、ほとんどが加工食品で、人間が自然に生活していて本来食べる機会のあるものではありません。
人工的に生成され、化学的に効果があるだろうと加工されたものが大半です。
もとは自然素材であっても、特定効能だけを抽出するなら、それはもはや、化学物質です。人間が安易に口にしてよいものではありません。
さらに言えば、リーキーガットのような症状を見て、お医者さまから処方される抗アレルギー剤などの薬たち。これは、炎症反応や免疫反応が暴走したという考えから生まれた対処療法ですが、根本が間違っていて、炎症反応と免疫反応は正当な反応をしているだけなんです。それどころか、人間の生命を救う大事な機能なんです。
「免疫機能の暴走」とお医者さまは抗アレルギー剤を処方する理由として説明されますが、暴走ではありません。
腸から漏れた有害物質に対して身体の正常な反応として、免疫細胞が攻撃をするのですが、食べた物が常時バリアを通って流れ出るので、際限なく免疫細胞は急に現れた敵と戦わなければいけません。
それが、「腸壁バリアが破れて有害物質が流れ込んでいる」というリーキーガットの可能性が頭にないので（あるけど無視しているので）、免疫が身体の中で勝手に戦いを起こしたようにみえて、お医者様によっては、免疫の暴走だと言って、免疫機能を停止させようと抗アレルギー剤を投与したりするのです。
悪意がなかったとしても、本来、人間の大事な機能の免疫機能に濡れ衣を着せて免疫機能を停止されたら、身体はどうなると思いますか？
有害物資にやられっぱなしになります。
では、どうしてそれで身体が正常なように保てるのでしょうか？それは免疫機能と同時に大事な炎症機能まで停止しているからです。
抗アレルギー剤の罪は、この意味で二重の罪があると思います。
そして、いずれ抗アレルギー剤でも炎症が抑えられなくなり、永遠の悪循環のループになり、次第に腸が化学薬品漬けになっていきます。
ここで起きた、化学物質によるリーキーガットは深刻で、簡単には治りません。
精密機械である大事な腸を、薬やサプリで壊さないよう、口に入れるものは本当に気を付けて下さい。
腸活とうたった健康商品は、数万年の歴史で培った生命の神秘レベルの検証がとれているでしょうか？そんなわけありませんよね。
人間レベルの知能で腸を完璧に改善するなんて不可能です。
無意識で細胞を修復する仕組み１つとっても、人間は何も理解できていません。
ただ、化学的な反応の理屈だけで、恐らくこうだろうと決めつけて、商売のために化学物質を作って売っているだけです。もはや対処療法ですらありません。
もし、サプリで補いたくなっても、化学物質によっておこるリーキーガットの迷路にハマる可能性を考えて、決して常飲しないよう気をつけましょう。
補足ですが、一般的な人と比べて、あまりにもアレルギー食品が多い方は、リーキーガットの可能性が高いことを補足しておきます。腸が破れているんです。何を食べても、腸から漏れた時点で、ほぼアレルゲンになります。（本来、腸から漏れていい食品なんて何もありません。多かれ少なかれアレルギー反応がでます。）
また、アレルギー反応が強ければ強いほど、身体は正常だと思います。
アレルギーが遺伝性の免疫異常って、誰が考え付いたんでしょう。
それを喧伝するなら証拠を見せてほしいものです。
アトピー性皮膚炎で苦しんできた人々に、自分は遺伝的に異常があるという誤解を植え付けた責任は、最初に言い出した医者、研究者だけでなく、言った人すべてにあるでしょう。
アトピー性皮膚炎は健全な反応です。むしろ、高性能なセンサーを汚れた現代でも維持できた特別な能力だと思います。
私程、アトピー性皮膚炎に誇りを感じる人も少ないとは思いますが、私はアトピーだったことに感謝し、それが自分の子供や孫たち（50代ですが既に孫持ち）に受け継がれることを誇りに思ってます。
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