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高齢の方の水分摂取が足りているか、自宅で簡単に確認する方法
1日に飲む水分量 インターネットではいろんな情報が流れています。
1日あたりコップ 8杯?
それとも毎日2 L 以上?
オムツの方は夜 おむつから尿が漏れてしまうこともあり得るため、飲ませすぎに気をつけたいところですが、夏などは脱水症状も避けたいところ。適切な水分量 気になりますね。
これにはとっても簡単な確認方法がありんです。
高齢の方の水分摂取が十分か簡単に確認する方法
それは手の甲の皮膚をつまみ 手を離す、です。
すぐに皮膚が元に戻れば 水分量は足りています。 逆につまんだ皮膚から手を離しても、皮膚がなかなか戻らない場合は水分量が足りていません。
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うちの母は真面目な性格で、父が中度の認知症になっても、毎日2リッター以上飲ませた方が身体に良いと信じ、必死になって沢山のお水をあげていました。父はトイレ介助が必要だったため、深夜12時頃に一度オムツ替えをしているのに、 朝にはもういっぱい、時々オムツから尿が布団に漏れてしまうことも。
母の手伝いに帰った際に、父と母の手の甲の皮膚をつまんで確認しました。すると、父の皮膚はすっと戻り、どちらかといえば母の皮膚の戻りの方が遅いぐらいでした。
父の方が母よりずっと背は高いのですが、認知症が進み外での散歩は難しくなり、寝室と居間の往復くらいしか歩くこともなくなった父と、家事も介護もして運動量の多い母とでは必要な水分量が全然違ったようです。
まずご自身の手の甲の皮膚を軽くつまみ上げ パッと手を離し ご自身の水分量が足りてるかどうか見て 見てください。この確認方法は、介護者サポートグループにお招きした、サンフランシスコの看護士さんに教えて頂きました。