クリエイターには画力もプログラミングもいらない|今日の「ヤバい!VR」#4
こんばんは。
ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
今日のトピックは「cluster、ゲーム機能を追加」です。
この記事のまとめ
バーチャルSNS「Cluster」にゲーム機能が追加
誰でもマルチプレイゲームを制作し、cluster上で公開可能
Unity協賛のコンテストも同時開催
バーチャルイベントからSNSへ
バーチャルSNS「cluster」に大型アップデートが実施されました。
今回はゲーム機能が追加され、誰でもマルチプレイゲームを制作し、cluster上で公開することができます。
これまではバーチャル空間でのイベントが強みのサービスでしたが、今年に入ってからはPC・VRだけでなくスマートフォン向けアプリの追加やワールド機能、フレンド機能などをリリースし、バーチャルSNSとしての機能が色濃くなってきたcluster。
昨日もスマホでアバター作成できる「REALITY」との連携機能をリリースし、日々アップデートされています。
ちなみにcluster CEOの加藤直人氏曰く、
とのこと。さらなるニュースに期待です。
ゲームワールドコンテストが同時開催
clusterは、この機能を利用したゲームワールドコンテストも同時開催することを発表。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社協賛の元、参加者全員にUnityアセットストアで利用出来る10%引きクーポン券がプレゼントされます。
ゲームは遊ぶものだけでなく、作るものになってきました。
昨今ではFortnite(フォートナイト)のクリエイティブモードが有名ですが、その工程は年々簡単で身近なものになってきました。
※そのあたりの話は追々、別でまとめます。
TikTokのようにユーザーがサービスを利用したコンテンツを自ら作り出していくサービスはゲームだけに留まりません。バーチャル空間ではゲームという名前を冠する中でも、美術鑑賞やチルアウトするスペースなど様々な機能がユーザーの手によって生み出されていくでしょう。
一方でソーシャルVRプラットフォーム最大規模のVRChat内でもGUI上でプログラミング可能な「UDON」を用いたゲーム制作が行われています。他のプラットフォームもブラウザでのコンテンツ作成機能などが既に実装されています。
clusterがこれらとどのような違いや価値をもっているのか。実際に触ったり作ったりしていく過程で明らかとなるに違いありません。
かつては敷居が高かったり、別世界の人間にも見えたりしたクリエイターという職業。しなしながら、今はもはやクリエイターになるために、必ずしも画力やプログラミングスキルが必要ではありません。VRをはじめとしたテクノロジーは、これからの時代において、クリエイティブな人々を増やしていく大きな助けになるでしょう。
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