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パフォーマンス展望室

こんにちは!今回は、「東京芸術祭 2023」のプログラムの一つである「パフォーマンス展望室」に参加してきました。
会場は池袋の老舗レジャー施設「ロサ会館」の屋上でした。池袋の地で55年にわたって市民にさまざまなエンターテインメントを提供してきたロサ会館でどのようなことが行われていたのでしょうか。早速みていきましょう!

ロサ会館のエレベーターで屋上階に向かうとすぐのところに受付があり、受付の左手に進むと展望室がありました。会場までの道のりは少し入り組んでおり、どのようなパフォーマンスが行われているかワクワクしながら足を運べました。

会場に到着すると「本日の展望」なるボードが設置してありました。
ここではさまざまな領域のプロフェッショナルが来場者が提示したキーワードをもとに対話的なアプローチによって言葉の先にあるイマジネーションの世界を一緒に展望する仕組みになっていました。
会場ではすでに“展望”が行われており、大変にぎやかな雰囲気に満ちていました。
スタッフによる説明を受け、早速私も参加することにしました。

制限時間は30分。私が提示したテーマは「太陽と気分」でした。
冬が近づくにつれて気分が落ち込むことと日照時間の関係についてお話をしました。展望をしてくれたのは文化人類学を学んだプロフェッショナルの方で、フィンランド留学時の体験を交え、文化人類学的な視点で私のテーマに豊かな展望を与えてくれました。30分を過ぎても話はつきず、少々時間をオーバーしましたが、とても満足できました!

壁面にはこれまでの参加者による、さまざまな展望テーマが並んでいました。「子育て」や「ルッキズム」など社会的なテーマを扱ったものもあり、市民が展望してみたいテーマの傾向を探ることもできそうです。
会場には休憩スペースもあり、展望を楽しむ人たちをスペースからさらに展望できるようにもなっていました。
池袋のまちを長きにわたって展望してきたロサ会館の屋上で、私たちが今まさに気になっているものごとを展望できるのはとてもユニークであり、ユーモアに富んでいると感じました。

いかがでしたか。少々込み入ったことをお話ししましたが、ようは「展望室に参加して、お話をしてみよう!」ということです。
入場は無料なので、気軽に覗いてみてはいかがでしょうか。会期は10月29日まで。おすすめのイベントです。詳細は「東京芸術祭 2023」のサイトをご覧くださいませ!

◯東京芸術祭2023 パフォーマンス展示室
https://tokyo-festival.jp/2023/program/performance-view-lounge/

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