私が惚れた男、タイラーザクリエイター
さて、前回の記事はどうだっただろうか。私の初めての執筆活動ということで至らない点が幾つかあったかもしれないが、予想以上に多くの人に読んでもらい、非常に嬉しく思っている。今回はそんな私の自己紹介も兼ねて前回も取り上げたタイラーザクリエイターという男の魅力について語っていこうと思う。
私のnote IDの秘密
私のnote IDであるiwduimtは実は"I won't die until I meet Tyler"という「私はタイラーと会うまで死なない」という意味の英文の頭文字をとったものになっている。というのも、私の夢はタイラーザクリエイターに会うことなのである。彼のライブに行くことでも握手をしてもらうことでもない。会って話がしたい。私は本気でそう思っている。では、それほど会うことを強く希望している私であるが、果たして会って何がしたいのだろうか。それは記事の最後で説明しようと思う。
タイラーザクリエイターの魅力
私が考えるタイラーザクリエイターの魅力は大きく分けて3つある。それらをこれから順番に説明していく。
①感性
彼は非常に敏感で繊細且つ独特の感性を有している。その対象は音に始まり、色、臭い、形など様々である。恐らくこれは彼のインスタグラムを見るとわかりやすいのではないだろうか。そこには音楽や絵、映画、服、花、木、車、バイク、スケボーなど彼の好きなものが詰まっている。彼がモノを形容する際に、よく"Pretty(可愛い)"や"Beautiful(美しい)"という単語を多用するところからもわかるように、それらは全て鮮やかな色で構成されており、まさに可愛さや美しさといったものを感じさせる。もちろんその非凡な感性を通して創り出されるモノ達もPrettyでBeautifulである。彼は実はただのミュージシャンではない。"Tyler, the Creator"という名前にある通り、クリエイター/創造者なのである。その証拠にこれまで彼は様々なものを生み出してきている。楽曲やアルバムジャケット、MV・アニメ等の映像作品、アパレルブランド、アパレル店舗、ファッションショー…などジャンルに捉われることはない。そして、それらを通して様々な角度からインスピレーションを受けた結果、私の感性にも変化があった。最初、彼の言う可愛さや美しさというものは自分にとってレベルが高すぎるもので正直理解できなかった。しかし、「おそらく彼には自分には見えていない何かが見えているのではないだろか」という漠然としたイメージのみはあり、そこから来る「同じ世界を見たい」という謎の好奇心が私を搔き立てた。それまであまり意識してこなかった微妙な色の違いや空、草木、花といった自然の美しさなどに興味を持つようになり、私の生活はより一層豊かになったように感じる。
同じような経験をしてみたい人はまずはインスタグラムで彼をフォローすることをお勧めする。まるで美術館に行ったかのような感覚になるはずだ。
②性格
タイラーは2019年現在28歳である。しかし、中身はというと小・中学生が入っているのではないかという程無邪気で非常に素直な性格をしている。ここがかなり良い味を出している。なぜならば、上記で述べたような非凡な感性から来る圧倒的才能を持ちながらも、可愛げのある子どものような性格をしているため、ファン側からすると好感を持てるからだ。そんな彼の性格が顕著に表れている動画を一つ紹介しよう。
これは彼が2017年にリリースした"Flower Boy"というアルバムのうちの1曲がラジオで流れた時の映像だ。この瞬間が彼が自分の曲をラジオで初めて聴いたタイミングであり、嬉しさのあまり友達と抱き合いながら泣いている。泣くという行為自体もそうだが、この動画をインスタグラムに投稿するその素直さと可愛さには、どこか彼の気持ちに共感し応援したいと思わせる何かがある。この2017年は実は私にとっての人生初のアメリカ留学をしていた年でもあり、現地のタイラー好きの友達と一緒に喜怒哀楽しながらグラミー賞の応援をしたことは今でも忘れない。あの時間は私にとってかけがえのない思い出である。
③声
タイラーは低くて深みのある声をしている。低い声が好きな私にとってこれはたまらない。彼の楽曲を聴くとわかるのだが、彼の生み出す可愛く美しいメロディーの上に彼の低音ボイスが乗ると相乗効果でお互いが際立つのだ。嘘みたいな話に聞こえるかもしれないが本当である。是非聴いてみてほしい。先でも紹介したアルバムFlower Boyに収録されている曲"Boredom"が私のオススメである。
楽曲でなくとも普段の彼の声も私は大好きである。彼の声を聞いているとなぜか落ち着くのだ。私は彼の声が好きすぎて、留学中に彼を英会話のロールモデルとして真似をしていた程だ。彼のあるインタビュー動画を通学中に毎日欠かさず聴き、ひたすら彼と同じフレーズを唱え続けていた。その結果ある程度の英会話能力は身についたが、それと引き換えに喋り方はかなり汚いものになってしまった。
以上が私の考えるタイラーの持つ魅力である。まだまだ彼については語り足りない部分があるのだが、それはまた追い追い紹介していこうと思う。
私の夢
冒頭でも少し触れたが、結局私はタイラーザクリエイターと会って何がしたいのか。それは至極単純、ただ「Thank you」と言いたい。それだけである。私が彼の作品と出会い、彼のことを追い続けた期間は私のこれまでの人生の1、2割程度の期間でしかないと思う。しかしその短い間に人生を変えられたと言って良いほどの多大な影響を彼から受けた。彼のおかげで私の世界は大きく広がり、彼のおかげでアメリカ留学中に心から親友と呼べる友達ができ、彼のおかげでずっと目標としていた「英語が話せるようになる」を達成することができた。私はどうしてもこれらのことに対する感謝の気持ちを直接伝えたい。彼にいつ会えるのか、本当に会えるのか、そんなものは全く見当もつかない。しかし、彼の作品に触れ続けていればいつか会えるような気がする。惚れてしまったものは仕方がない。
P.S. タイラーは全くゴルフに興味がないのに彼のアパレルブランド名はGolf Wangなんですよね。理由は「ロゴにした時に"GOLF"っていう単語がかっこよく見えるから」なんですけど知ってました?
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『CALL ME IF YOU GET LOST』からの1曲、『LUMBERJACK』のリアクション動画もYouTubeに投稿しています!こちらも是非!
written by じょん
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