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3歳向け鉄道本あれこれ
そろそろ3歳ごろの鉄道本について話したい。
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市内の図書館には平素より大変お世話になっている。
子ども向け鉄道関連の本は図書館にあるモノはほとんど借りたんじゃないか、というくらい借りまくっている。一読して終わりの本もあるし、寝る前に読む選ばれし本もあるし、何度も借りる本もあり、さまざまだ。
子ども向け鉄道関連の本について、子どもがハマりやすい共通項が分かってきた気がするので書いておきたい。対象は娘のみ、サンプル数=1だが世の鉄道キッズとその親御さんのためになると嬉しい。
持ちやすさ、ページのめくりやすさ
子どもの手は思っている以上に小さくて、A4版の本くらいになると本をもつ、ページをめくるだけで一苦労である。また、表紙カバーや表紙の次ページのなにも書いてないページがないほうがページをめくりやすいようだ。
写真中心、文字少なめ
大人の感覚だと文字を読んで知識を得るのに慣れてしまっているが、子どもからすると説明よりも視覚的に理解することが多いようにみえる。ので電車の仕組みを詳しく説明するよりも、緻密な絵や大きな写真が掲載されていると繰り返し読む可能性が高い気がする。
クイズ、ゲーム要素
「スーパーあずさ探してください」「橙色の普通電車を探して」とかクイズを出しやすい、答えを探しやすいレイアウトや構成になっていると楽しみ方が増える。親のクイズ作成能力にも依るが、本のなかから探すとか共通点を見つけてもらうと達成感が得られて楽しそう。
この本が良かった
てつどうポケットコレクション
掲載されている電車の数が多く、新幹線、特急電車、普通電車とカテゴリ分類され見出しがあるのも良い。発刊が2018年なので特急ひのとりやサフィール踊り子などが載っていないので、新刊を切望する。
かずとすうじのでんしゃじてん
電車を通して数字や数え方を学ぼうという親の教育心をくすぐる一冊。車両の連結や路線に応じた分離から足し算引き算を理解する子どももいるらしく、内容も濃くコストパフォーマンスに優れた一冊。子どもだけというよりは親が読んであげるシーン向け。
鉄おも
子供向け鉄道雑誌。毎月発刊されている。新しい特急電車や駅の特集、同じ色の電車を集めました!ダブルデッカー集めました!といった括りでさまざまな特集が載っている。
いつかは、鉄道ジャーナル
図書館で見つけたのだが、鉄道の将来を考える専門情報「鉄道ジャーナル」という雑誌もある。試しに借りてみたが、深い鉄道愛を感じるガチめな雑誌だった。2021年7月号の見出しは以下だ。
- 京阪神複々線の緩急接続とは?
- 中央線快速の「よくある疑問」を解明
- 近鉄南大阪線の列車体系
- 一から学ぶ日本の鉄道黎明期
鉄道に思いを馳せ、鉄道の未来を一緒に描く。いつかは、鉄道ジャーナル。
じっさいのところ、子どもたちが鉄道ジャーナルを読まなくとも、鉄道好きをやめてもかまわない。子どもたちを通じて自分の世界が広がったことが素直に嬉しいです。
なにとぞ。