セフルマネジメントとマインドフルネス① レジリエンス・ゾーン
バンガロールでもコロナウィルス拡大への恐れが高まってきて、今日とうとう住んでいるアパートメントの共用施設(集会室やジム)の使用禁止が言い渡された。
最近はじめたヨガ教室もお休み、はるさめが週3回通っていたキッズヨガもお休みに。
他のアパートメントでは外で子どもたちを遊ばせたり大人同士集まっていること自体に難色を示す住人もいるようだ(そういういろんなのがヨガのグループのWhat's upで回ってくる。このヨガグループは、私のインド社会への重要な窓になってます)。
そんななか、ますます重要な気がする、気の持ち方。
自分自身もだんたんと(他のことも重なって)疲れが出て来ているので、いっちょここらで思い出すためにも、セルフマネジメントやマインドフルネスについて、私なりの理解と整理を書いておこうと思った。
大変ラッキーなことに、ジェレミー・ハンターさんの主催するマインドフルネスとセルフマネジメントの講座を日本で受ける機会があった。
(詳しくはぜひ最近出た彼の本「ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室」を読んでもらえたら。)
2016年、はじめて彼が日本の社会起業家向けにセッションを行ったのは軽井沢のちょっと素敵な公民館。
そこではじめにいくつかのことを学んだんですが、なぜマインドフルネスが必要かという流れで納得したのが以下の図。(この図は、セミナーでメモった自分のメモを基に私がとあるセッションのために書き起こしたもの)
この上と下の間を、「レジリエンス・ゾーン」と言う。
これを見て、ああ、2016年は私はレジリエンスゾーンを超えて、ハイパーでがんばってたな。
でもそれは続かなくて、どかんと落ちて。そしていままたレジリエンスゾーンに戻ろうとしているところだな。
ってわかってしまった。
2016年というのはノーベル平和賞受賞者のカイラシュさんを5月に招聘したのでそのために前半異常にがんばっていた時。当時4歳と1歳の娘の子育てもしながらだったので、仕事の忙しさに加え、子ども2人を育てるというのもまだ、手のかかる時期。もうよく覚えてないけれど、睡眠時間けずって、朝2時半に起きて、とかそういう生活だったような。
そうやって自分が踏めるアクセルを思いっきり踏んでエンジンふかしてやり遂げた。
でもそれは、長くは続かないのと、そういうハイパーな状態にあるときって、人を傷つけたり、よくわからないことにすごいこだわったり、そういうことをしがち(心当たりあり)。
ジェレミーも本に書いている。
「レジリエンス・ゾーンにとどまっていられるようになること(その自覚があること)、ゾーンから出てしまっても戻れるようになること、そしてそのゾーンを広げられるようになることが、セフルマネジメントの基本」と。
いま、私はレジリエンスゾーンにいるかな?
ギリギリうえの内側かな?
ちょっと落ちて来てるかな?
このままだと、まずいかもな?
などなど、自分がいまどこにいるか、というのを問いかけられるようになった、概念がレジリエンス・ゾーン。
あなたはいま、どのへんですか?