【超リアル】マルシェで絵本が3000円で売れる
自分の商品に高い価値を感じてもらうために。
そのための要素を深く学べたマルシェが今日ありました。
マルシェという空間で3000円は正直大金。
なかなかポッと出る金額ではありません。
結論、今日3000円で買ってもらうことはできませんでしたが
2000円で紙芝居を買っていただきました。
ギリギリの価格を設定していく中で
「こうすると売れそう」
というのがリアルに見えてきました。
絵本が3000円で売れる条件を一つずつ分析してみます。
ただし、前提としてですが
「売り方に逃げる前に、コンテンツまずイイもの作れよ」は
肝に銘じておきましょう。
あなたも、僕も。笑
1、絵本は儲けにならない
絵本はせいぜい一冊売れても
作者に入るのは売上の10%。
つまり、マルシェなんかで
出店費用が売上の10%以上であれば
絵本を売れば売るほど赤字になります。
だからこそ、単価を上げて
そのぶん価値を届けることが
必要不可欠なんです。
そんな中、原価をかけずに価値を高めるには。
その答えは、”マルシェという空間を生かす”でした。
2、マルシェを生かす二つのコミュニケーション
まずはどんな人が、マルシェで絵本を買ってくださる可能性が高いかです。
これは、本当にいろんなところで
ずっと絵本を売り続けて確実にわかりました。笑
ずっとやり続けてよかったです。笑
二種類です。
・子供やお孫さんに絵本を買ってあげたいと思っていた方
・たくさん読むほど絵本が好きな大人の方。
ほんまにこれだけ。笑
ではこの、絵本を買ってくださる可能性の高い方に
どのように価値を感じてもらうか。
(大前提、サインと写真撮るは当たり前。
これで、現在販売中のAmazonで買えるサイン無し送料込2000円よりは高単価にできます。)
その上で、
絵本は3000円で、紙芝居は2000円でも価値を感じてもらうためにお客さんとすべきコミュニケーションは2つでした。
「縁を感じる」と「作家の一次情報をぶつける」です。
縁を感じるというのは
常駐で販売する書店には無い、マルシェの持つ偶発性の強みです。
「今この時感」「運命的な出会い感」を感じてもらう。
その観点で言うと、実はお客さん話すテーマは
「絵本の魅力」<「共通点を感じられる話題」や「運命的な関係性」
です。
誰かに絵本を買ってあげたい方からすると
絵本を買う理由(口実)のようなものができるわけです。
「たまたま、マルシェでこんな方と出会ったから…」です。
マルシェだからこそ、なせる技です。
具体的に、今日の話をします。
たまたま隣のブースの出店者さんが
幼児院の院長さんで、私は幼児以上に読み聞かせできる絵本を売っている。
その事実を共有できた途端、
僕も院長さんも縁を感じて
絵本を買ってくださいました。
次に、「作家の一次情報をぶつける」です。
これはいわば、映画の舞台挨拶付きチケットみたいなものです。
作家自身が、その作品について話してくれるという部分で
付加価値を上乗せするということですね。
シンプルに、絵本の裏話とか
なぜこの作品に至ったかを話す。
そこに作家本人が喋る温度感が乗り
その温度を共有できるという体験付きの、絵本。
ということですね。
これは、特に絵本が好きな方に向けて、全力でぶつけに行きます。
以上から、マルシェでは
・誰かに絵本を買ってあげたい大人
・絵本が好きな人
に
・縁を感じる共通項や関係性を見出して「買う口実」を作る
・作家自身の体温の乗った、秘話と思いをぶつけて、「ファン」にする
これらが、絵本に付加価値を生んでくれました。
明日も、マルシェ。
頑張ります。
自分や自分の作品を
本気で売りたいと思うあなたと、頑張れていることが誇りです。
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