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「みてみて!」は子供の承認欲求

おはようございます。いわたコトバのそうだん室の岩田です。
今日は子供が「みてみて!」と言うについてのお話です。

子供は、両親や周囲の大人にしきりに「みてみて!」と自分の作ったものや遊んでいるところを見せたがることがありますよね。

この時期の「みてみて!」をよくみてみると、繰り返し同じものを見せたり、大人の注意をひきたいだけなことも多いです。

これって子供の「承認欲求」なんです。自分を見て欲しい、自分の経験したもの見て欲しい!という気持ちです。
大人がSNSに自分のことをアップして「いいね」とか「ハート」をもらいたい気持ちに似ています。

この「承認欲求」。もちろんネガティブなものではなくて子供の成長には必要なもので「自分が認められた」「気にかけてもらえてる」という経験は子供の自信や自己肯定感に直結します。

「みてみて!」の反応に困る

しかし、子供に「みてみて」を連発されると、よくわからないけどとりあえず「すごいね」とか「頑張ったよ」とか言ってしまうことはありませんか?

もちろんこういう言葉かけもいいと思います。
しかし、毎回「すごいね」だと飽きてくるし、ワンパターンで慣れてしまいます。
こういう場合は、無理に褒めなくてもいいこともあります。
それはどういう場面でしょう?

本当にただみて欲しいだけの時

子供の「みてみて」の中には「頑張った結果」ではなく、自分のことをただみて欲しいということも多くあります。

この場合は、ほんとうに、ただしっかりとみてあげてください。
例えば、「食器を洗いながら一瞬目を向ける」「掃除をしながら」では子供の求めている「みてほしい」という欲求に応えられません。

目をじっとみて伝える
・体を子供に向けて目を合わせる
ということを意識してみると、それだけで満足して落ち着くことがあります。

見たまま、事実を復唱する

褒める反応のほかに、事実だけを伝えるという反応も効果的です。
子供の「みてみて」に全て「すごいね」と応えているとすごくないことにも「すごいね」と褒めることになってしまって、本当に褒めたい時に効果が薄くなります。

そのため大人がみたままの事を、そのまま伝えてあげます。

(例)
子供「みてみて!塗り絵したの」

大人「塗り絵したんだ!赤と青と黄色でカラフルだね」
という感じです。

こうすることでしっかりと見てもらえて、自分のありのままのものが受け入れられたと感じることができ、子供は安心することができます。

ぜひ、生活の中の声かけに取り入れてみてください🎵

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