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発音が悪い子供への基本的な接し方

こんばんは。いわたコトバのそうだん室の言語聴覚士岩田です。
今日は日中はお出かけしていたので夜の投稿です。僕は夜にはしっかりと眠くなるタイプなので誤字などあったらすいません、、かなりうとうとしてます

今日は「発音が悪い子供への基本的な接し方」についてです。発音の不明瞭さは「テレビ→テエビ」「さかな→しゃかな」「りんご→いーご」「こんにちは→※※※※」など誤り方はたくさんあり、それぞれの言語訓練方法は違ってきたりします。

しかしどの発音障害(構音障害)でも共通する基本的な対応方法があるんです。

それは「言い直させずに、さりげなくいい音を聴かせる」ということ。
子供の誤りについて毎回「あ、今ちょっと変だったね」「もう一回言ってみて」と指摘してしまうと、コミュニケーションで最も大切な「話す意欲」をなくしてしまうからです。

聴力に問題がなければ誤ってしまったものを、正しい音に変換してフィードバックしてあげることで、自分の発話と聞き比べることができ、少しずつ修正していくことができます。
(例)
子供「しゃかな!」→大人「さかながいるね」
子供「おおちい」→大人「おおきいお魚だね」
というような感じです。

特に家庭ではこの対応方法を徹底していくことをお勧めしていて、繰り返し正しい音を聴かせていってあげることで改善することもあります。

この方法のポイントは「さりげなく」というところ。あくまで「聞く勉強」ではなく「自然に聞こえてくる」という環境を作ることがとても重要です。


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