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「空気を読んで動けない」子供には

おはようございます。いわたコトバのそうだん室の岩田です。
昨日YouTube撮ったんですが、、動画を撮ろうと思うとやっぱりすごくどもりますね、、
頑張って話してるので時間のある時に見てみてください笑↓

さて今日は「空気を読んで動けない子供」というお話です。
幼稚園や保育園、学校が始まると集団で動くことが基本になります。こうした集団での行動は大抵の場合、スケジュールが決まっていることが多いです。
10時「工作の時間」→11時30「お弁当の時間」→12時30「お片付け」
という感じです。

発達障害の子供はこうした全体の流れをみて空気を読んで動くことが苦手な子供が多いです。

例えば「みんながお弁当の準備をしているのにまだ遊んでる」「みんなが片付けをしているのに、椅子に座ってボーとしている」という場面をみたことがある方もいるのではないでしょうか?
いわゆる「空気が読めない」です。

ここで一番簡単な方法は「〜君。〜しようね」と具体的に取るべき行動を伝える方法。

発達障害の子供は具体的に伝えることでやるべきことが分かるとしっかりと動けることも多いので、いち早く行動してほしい時はこの方法が手っ取り早いです。

しかし、子供が「空気を読んで行動できる」ということにはあまりつながりません。空気を読めるようになるにはどうしたらいいでしょう?

周りの子供の行動を具体的に教えてあげる

子供が周りの状況を見て、自分から動けるようにするためには「周りの状況を、具体的に教えてあげます」。
先ほど「取るべき行動」を具体的に教えてあげたのと同じように「周囲の状況をみれるように」教えてあげれば周りを見ることができるようになります。

例えば、「みてみて〜君がお片付け始めたね」「〜君はお弁当を準備しているよ」「〜ちゃんはどうしてるかな」と周りに目が向くように促してあげます。

そうして周りに目が向いたら、「〜君はどうする?」と聞いてあげることで、周囲の状況から今自分が何をしたらいいかを考えられるように誘導していきます。

こうした声かけを続けることで「周りを見て動くことも必要なんだ」と知ることができます。

実際には一度この声かけをしたからといって、すぐには効果は出ません。繰り返し根気よく続けていくことで少しずつ効果が現れてくると思うので、気長に続けてみてください!

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