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小石川後楽園|あかちゃんと散歩(東京編)
この日、あかちゃんとやってきたのは小石川後楽園。東京ドームに隣接する都営の庭園だ。徳川御三家の水戸藩邸跡地。
あかちゃんとの散歩を充実させるために、ぐるっとパスを購入した。2,500円。ネットで簡単に購入でき、最初の使用から2カ月間、都内中心に首都圏の101の施設で使用できる。入場料が1,000円以上の美術館にも入場できるから、かなりお買い得だ。小石川後楽園はその記念すべき「最初の使用」で入園した。
西門をくぐると右手に駐輪場がある。ベビーカーは受付でお願いすると預かっていただけるそうだが、ここに停めてもいい。入り口を越えると、左手に食事処「涵徳亭」。心惹かれるが、今回はあかちゃんが起きているのでスキップ。庭園は回遊式になっている。この日は、反時計回りにまわることにした。
お昼時。お弁当を広げているサラリーマンらしき姿も多い。1,200円で年間パスポートを購入できるそうだ。日本庭園と東京ドームを拝みながら昼食。なんて贅沢なんだろう。
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「龍田川」を越えると、すぐ「木曽川」にあたる。そろそろ「竹生島」が見えてくる…。その先は「松原」だ。そうしているうちに、稲田が見えてきた。広いのだけど、歩くと狭い、日本地図の上を歩いている気分だ。イッツアスモールワールドの世界観。
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小石川後楽園の整備を進めたといわれている水戸光圀は、あの「水戸黄門」。日本中を旅してみた日本の原風景を、この庭園に詰め込んだのだろうか。
庭園の奥は、道が入り組んでいる。楽しみ方は、ひとそれぞれ。最後に「円月橋」で秋の訪れを感じ、小石川後楽園を後にした。
ベビーカーがあるので西門から退園したけれど、東門にも行ってみたい。外壁に沿って、後楽緑道を歩く。秋の風が心地よい。ベビーカーでも歩きやすい造りになっていた。あかちゃんもすやすやと寝ている。
良い昼の時間を過ごした。東京ドームシティで買い物をして、帰路につくとしよう。地図に目を落とすと、「野球殿堂博物館」の表示が。購入したばかりのぐるっとパスで、入場可能のようだ。しかも、いまなら2023年WBCの優勝カップと展示しているという。これは、行ってみるしかない。
あかちゃんと散歩、次につづく。
<小石川後楽園>
アクセス:南北線・丸の内線「後楽園」駅、都営大江戸線・三田線「春日駅」から徒歩10分
入場料:一般300円(ぐるっとパスで入場可)
施設:ベビーカーでの回遊は難しいので、抱っこ紐必須。ベビーカーは預かってもらえる。多目的トイレあり。