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名作劇場その1「ドラゴンクエスト6」

お疲れさまです、鰯です

皆さん、唐突ですゲームは好きですか?

おそらく大半の方が好きだ
もしくはやっているという方ばかりだと思います

コンシューマーゲーム、アーケードゲーム
ソーシャルゲーム、テーブルゲームなど

言わばエゴとエゴのシーソーゲーム、Ah...

このネタ古すぎて最近の人に通じるんですかね?

呼び方も様々、種類も様々ではありますが
広義の意味でゲームと呼ばれる物をプレイしたことの無い方は
おそらくそうはおられないのではないでしょうか

ちなみに僕は人生と言う名のゲームをプレイしていますがね(どやぁ)

今、「もう詰んでるじゃんそのゲーム」って思った人
怒らないから出ていらっしゃい

さて、今回は僕が青春時代を過ごした
懐かしのゲームのご紹介をさせていただきたいと思います

僕が子供の頃はまさしくスーパーファミコンが全盛期の時代でした
幼稚園から小学校低学年にいたるまでをファミコンで過ごし

そこから先、プレイステーションが発売されるまでの間
随分と長い間お世話になったゲーム機になります

さて、みなさんはこのスーパーファミコン、ご存じでしょうか?

ここ数年の間に「スーパーファミコンミニ」なるものが発売されたことで
その名が再び脚光を浴びることになったわけですが

それ以前の時代では、スーパーファミコンなど
最早その名前すら通じないほど過去の遺物と化していたわけです

昔、職場で好きなゲームの話が出た際に
スーパーファミコンの名前を出したことでポカンとされたことは
今でも尚僕の中では苦い思い出となっております

嗚呼、ついに僕もそんなオッサンになってしまったのか、と・・・

自分の年齢について嘆くのはやめておきましょう
色々とダメージが大きくなりそうです

話を本題に戻します

僕が子供の頃、青春時代を過ごした懐かしのゲームのご紹介です

一番最初にプレイしたゲーム
一番思い出深いゲーム、というわけではありません

しかしながら、僕の中では最も多感であった時期にプレイした
懐かしい作品の一つであり

それなりにやり込んだ、と自負出来る作品でもあります

今回の日記のタイトルにもなっております

「ドラゴンクエストⅥ 幻の大地」であります

本作が発売されたのは1995年、実に25年も前の作品になります
改めて発売年を見返すとそんなにも昔の作品なのか・・・
と色々と感慨深くもなってしまいます

自分も年を食ったなぁ、と・・・
さて、このドラゴンクエストⅥ(以下、ドラクエ6)の概要につきましては

面倒くさいのでWikipediaを見ましょう
さすがに毎回毎回完全引用してたら怒られそうなので

大まかに説明してしまうと
スーパーファミコンのハードで発売された最後のドラクエシリーズであり

天空シリーズの3作目
及び天空シリーズの完結編として位置づけられています

これまで複数のワールドマップに移動する作品は数多くありましたが

それらは大体において、序盤は主人公の住むメインの世界
後半は物語の最終局面へと向かう別の世界へと進む、という形式でしたが

本作は序盤から既に2つの世界が存在しており
その時々、必要性に応じて2つの世界を行き交い進行していく形式をとり

当時発売された、もしくは既に発売されていた既存のRPGの中では
かなり斬新かつ、ボリュームのある世界観であったと記憶しています

ちなみに、当たり前ですが
この2つの世界を行ったり来たりしながら攻略しなければならない点は
これまでのRPGの進め方と異なり非常に面倒くさかった覚えがあります

そんなドラクエ6の最大の目玉とも言えるのが
やはり「転職システム」を置いて他ならないでしょう

ドラクエ3にて採用されたこの斬新なシステムは
なぜかこの3限りで終わり、次回作以降採用されることはなく
それまで長きに渡り日の目を浴びる事のなかったわけですが

このドラクエ6において再び脚光を浴びることになります

これによってキャラクター育成の幅が大幅に広がり
戦士でありながら魔法が使えるキャラ
僧侶でありながら格闘術が使える肉体派キャラ
ありとあらゆる技能を極めた遊び人など

その気になれば、様々な能力を持ったキャラが
育成時における根気にさえ目を瞑れば、作れるようになったわけです

また、転職システムには「上級職」「下級職」というものが存在し
複数の「下級職」を極めることで条件を満たせば
より上位の職業に就くことが出来る、というシステムでした

この下級職、上級職を含めた数多くの職業ゆえに
本作のやり込み、育成要素はこれまでのドラクエシリーズの中でも
群を抜いて高かったのです

さて、そんな本作「ドラクエ6」において
僕が当時、どのような楽しみ方をしていたか
という話が今回の日記の根幹になるわけですが・・・

ここから先は物語の重大なネタバレを含む内容になりますが
なにぶん古いゲームとなりますので

そのあたりを気にする方はいらっしゃらないと思いますが
予めご了承ください

もしも万が一「クソが!楽しみにしてたのにネタバレしやがってハゲ!」
なんていう方がいらっしゃいましたら申し訳ございません

それでは僕の非常に偏ったゲームプレイ内容となります
どうぞご覧ください...

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その1「転職可能になった時点で上級職まで転職する」
本作における転職は、作品の中ボスである「魔王ムドー」を倒して
始めて転職が可能になります

このムドーを倒すまではキャラクターは職業の無い
いわゆる「無職」の状態で戦い続けることになります

すごいですね、「無職」が世界を救う戦いをしているんですから
偉くなったなぁ「無職」ふぜいが・・・

また、この魔王ムドーが実はべらぼうに強く
ぶっちゃけ魔王ムドーを倒すのが今作における最大の山場だったりします

魔王ムドーを倒したことで、こいつによって封印されていた
転職するための施設「ダーマ神殿」(職業安定所)が現れます

ここで初めてキャラクターの転職が可能となるわけですが
転職だけサラっとしていきなり物語を進めるのは危険です

なぜなら転職したての状態では特技も魔法も何も覚えておらず
真っ新な状態となっているわけです

当然ながら、物語自体も次のステージに進んでいるため
道中の難易度も上がっています

よってそんな育て切っていない状態で次に進むのは危険だという
「RPGあるある」を発揮してしまった僕は

次のボスまでにあげられるだけレベルをあげておこうという
RPGをやる上で割と誰しもが陥る思考へと行きついたわけです

ここで肝となるのが、職業システムにおける熟練度上げになります

各職業には熟練度レベルというものがあり
それをあげることで特定の特技や魔法を習得し
最大レベルの8まで上げることで、上級職へ転職する条件を満たします

この熟練度上げが中々に難しく
レベルを一つあげるためには、規定の回数敵と戦う必要があり
ザックリと言ってしまえば「強い敵」と戦わなければ上がりません

要するに、スライム相手に100回戦ったところでレベルは上がらないし
一生熟練度レベルが1のままということになるわけです

当然、レベルを中途半端に上げ過ぎてしまった僕は
途中で熟練度レベルの上昇も止まりがちになってしまい

このままでは次のボスまでに上級職になれず負けてしまうかも・・・
という危機的状況に陥ってしまいます
(ちなみに既にこの時点でクリア可能な推奨レベルは超えています)

そこで僕は、船という移動手段を使って
「俺より強いやつに会いに行く!」というアホな思考を発揮し

当然今の時点では戦うことすら結構しんどい海上の敵を相手にし
熟練度を着々と上げていきました

そしてめでたく仲間の何人かが上級職にまでなったところで
次のボスである「ジャミラス」に挑んだわけですが

なんてことはなくあっさり倒してしまうというオチが待っているのでした


その2「魔術師の塔で勇者になるまでレベルをあげる」
上記の時点で既にある程度までレベルをあげていた僕は
当然その先も割とサクサクと苦戦することなく進んでいくわけですが

道中、新たな移動手段「ひょうたん島」を手に入れることになるわけです

この「ひょうたん島」は本作の2つある世界のうちの一つで使える
海上での移動手段であり
こいつを手に入れたことでこれまでよりも活動の幅がぐんと広がるわけです

そんな新しいオモチャを手に入れたとあっては
行ける限りの範囲を探索しないわけにはいきません

これも割とRPGあるあるになるわけですが
行ける限りの場所を行きまくった結果、とある塔へと辿り着くわけです

それが上記にもある「魔術師の塔」です

この時点ではまだ攻略できるダンジョンではなく
しかも、扉は締まっていて中に入れないという始末

当然ここから何工程も経た先に行き着くダンジョンになるわけですが

好奇心旺盛だった僕は、当時僕より先に進んでいた友達に
このダンジョンは何なのかというのを訪ねました(友達くらいいますねん)

鰯「なんかひょうたん島で変な塔まで来れたけど開かんねん」
友「それ、まだまだ先のダンジョンやで、クリア出来ん」
鰯「鍵かかってるけど、鍵手に入れな入れんやんな?」
友「いや、そこインパスで開けれんねん」
鰯「おk、ありがとう」

そんな助言も得た僕はインパスで扉を開け
この時点ではまだクリア出来ないダンジョンの踏破に挑んだわけです
(引き返すという選択肢が無い当たり、割とおかしい)

既にそれなりにレベルをあげていたとはいえ
本来なら随分先にクリアするべきだったダンジョン

当然敵のレベルも高く
この時点での僕のパーティーではかなり苦戦を強いられました

このままじゃ上までたどり着くのもしんどいな
と思った僕は、ダンジョンの踏破からレベル上げへと目的を移します

また、レベル上げと平行して職業の熟練度上げも行っていくことで
主人公を勇者へと転職させるという目標を立てました

職業システムの最大の花形ともいえる「勇者」
本作における勇者は、上級職4つをマスターした末に辿り着ける
かなりの鬼畜仕様だったわけですが

主人公のみ、上級職を一つマスターするだけでなれるという
いかにも主人公あるあるな特権が許されていたわけです

この情報を、友人経由で割と早めに掴んでいた僕は
もっとも簡単にマスターできる上級職「スーパースター」を通して
主人公を勇者へと転職させるために動き出していました

ちなみにこのスーパースターは「遊び人」と「踊り子」という
2つの下級職をマスターすることでなれる上級職ですが

この2つの下級職は、全職業の中でも屈指の弱キャラであるため
戦闘員に入れるには非常に不向きな職業となっています

そんな結構なハンデを背負いつつも頑張って熟練度を上げ続けた結果
無事にこの、魔術師の塔で主人公を勇者へと転職させることに成功しました


その3「魔王の使いを普通に倒す」
上記の段階で既に主人公が勇者となっていた僕のパーティーですが
やはり勇者という職業の持つ能力は素晴らしく

勇者の覚える数々の魔法、特技の強さに感動を覚えていました

そんなこんなで道中
僕のパーティーは下の世界のライフコッドへと到着します

ライフコッドは主人公の住んでいた村の名前で
上の世界、下の世界というのは本作におけるキーワードの一つで
大まかに言えば夢の世界現実の世界となるわけです

細かい描写は省きますが(’長すぎて面倒くさいので)
この下の世界のライフコッドこそ、現実の世界であり
ここには主人公の実体(分離された肉体の片割れ)が住んでいます

この村でのエピソード、流れとしましては
主人公が自分の実体と一つになるためにこの村を訪れる

村にモンスターの集団が襲い掛かってくる

「魔王の使い」というボスと戦うも敵わず
主人公と自分(主人公の実体)が合体すればきっと勝てる
という流れから合体し、見事に敵を倒す

というのが本来の流れなのですが
既に上記にも書いてある通り、このボスキャラである「魔王の使い」を
僕は合体することなく普通に倒してしまったわけです

本来このボスキャラには通常攻撃がまず通らず
通るのは会心の一撃などのクリティカル攻撃
及び、勇者にのみ使える「デイン系呪文」のみとなります

合体をすることで、この時点では未収得であるはずの
「ライデイン」が使えるようになり

この呪文をメインに駆使することで魔王の使いを倒す
というのが本来行うべき流れだったわけですが

「ライデイン」どころか「ギガデイン」まで覚えてしまっていた僕は
このギガデインを駆使しして魔王の使いを蹂躙しつくしてしまうわけです

ちなみにですが
合体をしないままこの敵を倒してしまってもバグなどは起こらず

実体から「僕たちが合体すればもっと強くなれる」みたいな台詞を言われ
無事、主人公は一つの身体へとなるわけです


このような形で、少々歪んだ形でのプレイ遍歴ではありますが
総じてやり込み要素の高い、完成度の高いゲームであると思います

思い出補正、という部分も多いにありますが
間違いなくこれまでプレイしてきたゲームの中でも
上位に位置する名作であると断言できます

非常に長文、かつ
このゲームをプレイしていた層にしか伝わらない内容だとは思いますが

僕と同じく、当時このゲームに思いを馳せ
楽しんでプレイしていた方の心に何かしら響けば嬉しく思います

さて、それでは本日はこのあたりで
ありがとうございました





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