消費とロードサイドビジネス-東京郊外共働き家族の週末-
国道20号線沿い、家から車で5分足らずの場所に食品スーパー、電化製品、CDやビデオのレンタル屋、本屋、ジー◯ズショップ、シューズショップ、ファミリーレストランなどが集合しているエリアがあった。当時はまだ個人経営の店も多く、ホームセンターの前衛のようなショップもあり、そこへ行けば何でも揃った。
共働きのうちでは、毎週末、一週間分の食材をまとめて買い出しに行くのが父の役割だった。兄とわたしとも必ず車に乗り込み、食料を袋に入れたり運んだり、作業を手分けして効率化を測った。食べてい