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言わずと知れた神レンズタムキュー偏愛を語りたい。

Tamronの90mmマクロレンズ。”タムキュー”の愛称で親しまれ多数のモデルチェンジを経て来た名レンズ。 

筆者はこのタムキューの一番最新モデルSP90mm model F017がとてつもなく大好きなのだ。


と、言いつつ白状すると今現在はこのレンズを保有していない。理由は簡単。このタムキューをつけていたNikonD750を手放し一緒にタムキューもドナドナしてしまったのだ。

そして移行先のFEマウントにタムキューは対応していないのである。

かくして愛すべきタムキューとお別れとなったのである。この文を書くに至ったのもタムキューへの懺悔なのかもしれない...


そんな身の上話はさておき、作例はたんまりあるのでそれをベースに使用感なんかを紹介出来たらと思います。恐らく親バカのようなレビューになるかと思われますがぜひ最後まで見ていってください。


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まず1枚目。この記事のサムネイルにもなってますがミツバチの写真。このレンズの魅力が詰まってる写真と自負しております。
逆光下の一枚にもかかわらずミツバチに生えている産毛や茎に入る脈も細かく描写しています。
それでいてほんわかとした雰囲気も残すポテンシャルは天晴れの一言。
ただ玉ボケは偶に癖が現れ変な形になってしまうこともあります。

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2枚目。こんな描写も行けてしまうのがタムキューですよ。
錆びた鉄の質感から、雨晒しでボロボロのシートまで完璧に描写しています。マクロレンズだから近接撮影しかこなせないと思ったら大間違い!Tamronらしからぬ渋い描写まで行けちゃうんですこいつは。

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3枚目。またマクロレンズらしき写真に。一枚目よりさらに強い光源をフレームに入れての撮影。
拡大すれば少しフリンジが出ていたり、フレアが入り込んだりしているのがわかりますが、それを気にさせなくするレベルの柔らかくて良い描写。逆光さえ味方にしてしまいます。

さぁ、この柔らかい描写をみてこう思った人も多い事でしょう。
「ポートレートが見たい!」
かく言うこのレンズ”ポートレートマクロ”と言う異名も冠しています。筆者も実はポートレートのために買ったという歴史があったりします。

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モデルは彼女にやってもらってます。
この質感ある描写がポートレートマクロたる所以を惜しげもなく発揮しています。
さらに室内撮りで光量を確保できない環境でもレンズ内手振れ補正がばっちり効くのでブレる心配も少なくISOもSSも落とすことが出来ます。

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こんな写真もお手の物。

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こちらは友達の彼女を。
この逆光を取り入れて柔らかくする描写は花だけでなくポートレートでも非常に映えます

ここまで6枚の作例を見ていただきました。
このレンズ先述した通りレンズ内に3.5段分の手振れ補正機構を積んでいるので多少光量不足でも安心してシャッターを切れます。さらにAF速度も非常に早く、静粛性に優れているため、静かな場所での撮影や、モデルのいるポートレートのような撮影でも快適に使える頼れるレンズだと思います。
90mmという中望遠帯は何かを切り取るには最高な画角です。しかも寄りたくなったら寄れてしまう!最高!

最後に非常に親馬鹿なレンズレビューでしたが参考になりましたでしょうか。以下にも作例を並べておきますので気になったらぜひタムキュー買ってあげてください。

あとTamron様!!!Sigmaさんみたいに現行の一眼用レンズをEマウント対応させてくれ!!!!おねがいします!!!!

では心の叫びとともに。また次回。

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