Iwahama
株式会社5次元(https://5dims.com) 代表。ライター・編集者(ログイン / 4Gamer)としてさまざまなゲームをインプットするうちに、つい自分でも作りたくなり、ゲーム開発者(セガ / ネットマーブルほか)に。合わせて四半世紀ほどゲーム業界にいますが、未だ飽きず。
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ヒッチコック「めまい」について私の幼少期の解釈が今でも正しいと思っているし、周知の事実だと思っていたのだが、ネットで検索してもその解釈が出てこない件(ネタバレ注意)
ヒッチコックの代表作「めまい」は私にとって、映画のオールタイムベストで常に上位争いをしている大傑作である。 もちろん、他のヒッチコック作品含む古典的名作はほかにもたっぷりあるが、特に「めまい」は、私の中で特別な地位を占めている。 なぜかというと、初見の際……確か小学生の頃だが、見終わった直後に"あること"に気づいて、その構成の妙に唸った……というのがかなり大きいと思う。 その"あること"が、本稿の主題。 これ、私は初見からこれまでの三十余年、鑑賞者なら誰でも気づくごく一般的