#フェスはもうなかなか・・・
SUPER BEAVERのチケットが
本当に取り難くなってきた話し。
2020年にメジャー再デビューしたからなのか、
「19年目の新人バンド」と自己紹介する、
初心を忘れない気概。
忘れないというかたぶん本当に謙虚なだけ。
そんな渋谷くんのMCも懐かしい、
2023年までの数年の当選率は凄まじくて、
毎年最低1回、多くて2回、彼らを拝みに行けた。
Zepp Hanedaに臨む気概を間違えた。
初の自主企画ライブに当選!
彼らの前座を務めるバンドが2団体。
またその会場がまあ小さくて、
逆説的に言えばちょっと大きいライブハウス。
そこにドリンク付きチケット。
ドリンク付きチケット?
嫌な予感がしたのよ。
暗がりの狭いロッカー。
汗臭い空気。
オールスタンディング。
バンドをしていた私も分かる。
これは全力で臨むべき「ライヴ」だ。
(覚悟ない)
あの場でこそ選曲されたような曲も浴びられたし、
出番前なのに関係者席で燥ぐ渋谷くん、
たぶん柳沢くんもお見かけできてワクワクした。
このとき凄まじかったのはThe Birthday
名前を聞いたことはあるけど興味はなくて。
人混みにめまいなどして
受け止めきれ無かったのが悔やまれる。
何故か今も思い出せる
何だったのあのライヴ感。
ボーカルは嘘みたいにザラついた声。
かなり歪ませたギターが弱く感じる。
もう喉にディストーション挿してる。
ちっさいスタジオじゃ多分耳壊れる。
軽快な音楽に、雷が混ざってる。
歌なのに、語りかけてる。
チバユウスケさんが
病気を発表したのがこの数カ月後。
何とも言えない。
パフォーマンス一度見ただけで、
直接つながりはないけど、
ちょっと見知ったひとが亡くなったみたいな。
対して何も言葉にできないわけ。
だから何も書けないですが、
思い出すと、
撃ち抜かれるほど。
ショットガン。