ライブ撮影なのにフロアの雰囲気を切り取る男。
ライブ撮影って、ライブを撮影するわけだから、ステージ上の演者さんを撮るべきだとは思うんですよ。
そんなことは百も承知で、もちろんステージ上も撮るんですけど
僕はフロアの雰囲気写真みたいなのも、どうしても撮りたくなる!
こういうの!
雰囲気写真なんて、演者さん写ってないからSNSでは使えないし、データは圧迫されるし、何一つ良いことはない!!
…とか思ってたんですけど
僕がよく撮影でお世話になっている町田 The PlayHouseというライブハウスでのクラウドファンディングの宣伝写真に使って頂いたり(最終的に1000万円を越えるサポート金額が集まりました!)
noteの使い方を教えてくれた僕の小さくて大きな友人こと、松永紋華さんの記事で写真を使ってもらったら、その記事をnote公式が取り上げて頂いたみたいで
何一つ良いことはない…なんてことはなかった!笑
もちろん、プレイハウスもまつながさんも内容がしっかりしているからこそ結果がついてきているのであって、写真はあくまできっかけの一つであると思っているのですが
それでも、何気なく撮った雰囲気写真が、例えば僕の知らない誰かの目に止まって
それで次のページに進むきっかけになったのだとすれば、その1枚にも意味があったのかなぁとか思ったりするんです。
でもさ、よくよく考えると、そういえばポートレート撮影ってもちろん人を撮るんですけど
その日、それ以外に何を撮ったかって辺りにその人のセンスが出てくるもんだと思っていて
一見すると使えなさそうな写真が、あとで思わぬ効果を発揮する場合があるんですね。
ライブ撮影で言うことの雰囲気写真も、そう言うことだったのかなぁとかちょっと思ったりする経験をさせて頂きました。
最後に何枚か雰囲気写真をぺたりと貼り付けて。
世論的に、ライブハウスって場所がとても苦しい立場になってしまってはいますが
ライブハウスって、どんな人でも受け入れてくれる誰かにとっての居場所なんです。
いろんな事情を持った人がきて、誰も深く追求してこないし、追求したりせずに
同じ時間を共有して、音を楽しんで、居場所をお互いに作り合う場所で
その楽しい雰囲気とかさ、高揚感とかが少しでも伝わればいいなって思って写真を撮ってます。
書いていてちょっとエモくなってしまいました。
早く日常が戻ってくるといいね。
今日も読んでくれてありがとうです。