長く一緒にいる人には理解してもらえるのかもしれない
わたしは人との距離感が掴めず、
人との関係を築くのが苦手だった。
裏表があるタイプなので、
調子がいいときには人と距離を詰めることはできる。
でも調子のわるいとき、距離をとってしまう。
距離を取るときの断り方が本当に不器用なせいで、相手に突然シャッターを降ろされたように感じさせてしまうことが多い。
こうやって、
人との関係を保ち続けることがなかなかできなかった。
だが1つ気づいたことがある。
それは、私は四六時中一緒にいる人には理解してもらえるのかもしれない、ということだ。
以前付き合ってた恋人と、
職場で毎日一緒にいる同僚。
私はこの2人には
本当に感謝している。
私の気分がどん底でひどい態度をとってしまっても、そばにいてくれたからだ。
私の嫌なところを知っても、
離れないでいてくれた。
むしろその不器用な一面を理解して
支えてもくれた。
自分の短所や嫌いだと思っているところを含め、自分は受け入れてもらえた。
それを補うほどの
良いところもあるのかもしれない。
私は、見せたくない部分を見せてしまっても案外大丈夫な奴なのかもしれない。
それにふっと気づいた。
希望が持てた。
どんな一面も含めて、
一人の人間なんだと分かった。
そう気付けたことで
自分を丸ごと「いい」と思えた。
初めて自分を大丈夫なんだと思えた。
これからは時間をかけて、
人にわかってもらえればいい。
だから自分をよく見せようとしたり、
相手の興味に合わせたりしなくていい。
そのままの自分でいることを心がけて。
調子が良いときも、良くないときも
できるだけ正直に。
少しずつ、時間を重ねる中で
自分の色んな面を知っていってもらいたいと思う。