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君の心を強くする絵本⑤


チャーリー(空を見上げながら、少し静かに)

「ねえ、みんなさ、今の自分の環境に感謝してることってある?なんだか、今この瞬間をみんなと一緒に過ごしてること自体が、す

ごく特別なことに感じるんだよね。だって、こんなに素晴らしい仲間と、こうして一緒に冒険できるなんて、めったにないチャンス じゃん?」

(振り返って、ティモシーたちを見る)

「僕さ、昔は自分のためにばっかり行動してたと思うんだ。でも今は違う。この場所にいて、みんなと一緒に過ごして、みんなのた

めに何かできてるって思うと、すごく満たされるんだよね。僕ができることは小さいかもしれないけど、それでも役に立ってるって 実感できるのが嬉しいんだ。」

ライラ(すぐに感情を乗せて)

「チャーリー、そういうのって、めっちゃ大事だよね!私も、ついつい自分のことばっか考えちゃうことあるけど、みんなといると

きは違う気がする。私たちって、お互いを支え合ってるんだなって感じるし、それがあるから私も頑張れるんだよ。自分が強くなく

ても、みんながいるから強くなれる… みたいな?」

(急に真剣になって)

「でも、チャーリー、あんたがいるだけで私たちも元気出るんだから、十分役立ってるよ!」

ティモシー(少し照れながら、ゆっくりと話し始める)

「僕もそう思うよ、チャーリー。君は、みんなを明るくしてくれる存在だから、そのことに感謝してる。君がいると、なんだか僕も

もっと自信が持てる気がするんだ。君がどう感じてるかをこうして話してくれるのも、すごく助かる。… 僕も、みんなの役に立てて

るのかなって思うことがあるけど、今のチャーリーの言葉を聞いて、少し安心したよ。」

マーガレット(冷静に微笑みながら)
「感謝することは、私たちにとって大切なことよね。特に、今のこの環境に感謝できるっていうのは、成長の証だわ。チャーリー、

あなたはただのムードメーカーじゃなくて、実際に私たちにとって欠かせない存在よ。人を元気にする能力って、計算できない部分

があるけど、それこそが本当に大切なこと。あなたがいなければ、私たちは今ほど前に進めてないと思うわ。」

チャーリー(少し照れくさそうに笑いながら)

「わあ、なんだか恥ずかしいな。でも、ありがとう、みんな。僕も、君たちがいてくれるから、もっと頑張りたいって思うんだよ。

何かしてあげるんじゃなくて、ただ一緒にいるだけで力になれるんだって気づいた。それが今の僕には本当に嬉しい。」


ティモシー チャーリーはすごいな。。。僕はそんなふうに思えない。。。

ティモシー(チャーリーの陽気な態度を見て、少しため息をつきながら)

「僕もチャーリーみたいに明るく、おおらかに、人生楽しめたらいいのに… 」

(自分の足元を見ながら、静かに)

「はあ… 」

チャーリー(ティモシーの肩を軽くたたき、無邪気に笑いながら)

「おいおい、そんなこと悩むなよ!昨日のパーティーでもらったチラシに、面白いことが書いてあったんだぜ!」

(ポケットからチラシを取り出しながら)

「ほら、これこれ。『自分をもっと楽しもう』とかってさ、全然難しくないじゃん?」

マーガレット(チャーリーからチラシを受け取り、冷静に目を通す)

「見せて。」

(少し読み込んでから、納得したように)

「なるほど… ここに書いてある研究、ジェローム・ケーガン教授やカール・シュワルツ博士のことね。」

(ティモシーに目を向け、冷静な声で説明する)

「彼らの研究によると、刺激に高反応な赤ん坊は、内向的で慎重な性格になるのが自然なんですって。それは決して悪いことじゃな

いのよ、ティモシー。」

(ティモシーの目を見て、少し優しく)

「冷静に、そして効率的に自分を管理することで、内向的な強みを発揮できると思うわよ。」


ライラ

(ティモシーの様子を見て、突然横から割り込むように)

「ちょっと待って、ティモシー!別に無理して変わらなくてもいいんじゃない?私はいつも直感で動いてるけど、それがうまくいく

時もあれば、全然ダメな時もあるんだから!」

(勢い込んで、ティモシーに笑顔を向ける)

「ティモシーにはティモシーの良さがあるんだよ!誰かのマネする必要なんてないし、自分を信じてればそれで十分だよ!」

ティモシー (ライラの言葉を聞いて、一瞬驚いた表情を見せるが、すぐに目が潤み始める)

「そうかな。。。」

(声を震わせながら、涙がぽろぽろとこぼれ、止められない)

「うっうっ。。ううーーー。」

(ついに声を出して泣き出してしまう)

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