君の心を強くする絵本⑥
「気が出る姿勢教えます。」という看板が立っている。
ライラ
「これ、あの汚いじいさんが言ってた看板ってやつじゃない?」
チャーリー 「とりあえず、行ってみようか。」
行ってみると、最初に合った汚くて偉そうなおじいさんが師匠として道場にいた。
おじいさん(偉そうで不潔):
「やっと来たな。ずいぶん遅かったな。」「よし、気の出る呼吸法だけでなく、気の出る姿勢、背骨を整える後ろ受け身も教えてや ろう。」
(ゆっくりと、どっしりとした声で話す)
「お前たちはついてるな。今なら、お前たちだけの特訓だ。」「まずは、お茶を入れてくれ。」
ライラ
「このじいさん、何言ってるんだ。『気の出る呼吸法』とか、なんだか怪しいって感じがするんだけど… 」
(眉をひそめながら、おじいさんを疑わしく見つめる)
ティモシー 「せっかく言ってくれてるんだから、習っていこうよ。なんか… すごい人みたいだし、少しでも学べることがあるなら、それで助け になるかも。」
(おじいさんを信頼するように、静かに微笑む)
「それに、気の呼吸法とか、背骨を整えるのも大事なことなんだろうな… 体も心も整えることができるってことだよね。」
マーガレット
「え?私、ワンピースなのよ。この格好でやるの?気の呼吸法に適した服装があるはずだわ。効率を考えるなら、動きやすい服装じゃないと… 」
(腕を組んで考え込みながら)
「それにしても、なんでチャーリーはあんなに素直におじいさんのことを聞いてるのかしら… 。」
チャーリー 「師匠、何から始めたらいいでしょう?お任せします!」
(満面の笑顔で、すぐに行動に移る)
「お茶ですか?分かりました、任せてください!さすが師匠、準備から学べることがたくさんありそうだ!」
(意気揚々とおじいさんに従い、お茶を入れる準備を始める
ティモシー 「なんだか体が軽くなった気がする… 背骨が整うって、こういうことなんだね。呼吸が深くなって、頭もクリアになった感じがする
よ。」
(優しく微笑みながら、仲間たちに話しかける)
「次に進むためには、この学んだことをちゃんと活かしていかないとね。焦らず、でも確実に。」
ライラ
「へぇー!これって本当にすごいね!なんか、力が湧いてくる感じ!」
(勢いよく手を振り上げて、元気いっぱいに)
「見て、私、今なら何だってできちゃうかも!じいさん、なかなかやるじゃん!」
チャーリー 「ハハッ!最高だ!」
(自信満々に胸を張り、仲間たちを鼓舞するように)
「さぁ、みんな!次は僕たちの冒険の新たなステージだね!5 つの玉も姫も、僕たちで救えるよ!」
(でも途中で急に)
「ん?あれ、待てよ… 次ってどっちの方向だっけ?」
マーガレット
「やっと一通りの技術が身についたわね。これで少しは前に進めるはず。」
(冷静に状況を見つめながら、分析的に)
「でも、次に進む前に、もう一度確認したいわ。私たちのゴールは『5 つの玉』を集めることよね。無駄な時間は使わないように、
効率的に進みましょう。呼吸法も姿勢も、きちんと使いこなせば、かなりのアドバンテージになるはず。」
(少しチャーリーを横目で見ながら)
「それにしても… なんであんなに自信満々で方向がわからないのかしら?」
おじいさん(偉そうで不潔):
「さぁ、もう行け。お前たちは十分に鍛えた。これからは自分たちの力で進むんだ。」
(背を向け、ぶっきらぼうに)
「忘れるな、心は体に出る。だから、心を整えたかったら、体を整えるんだ。」