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君の心を強くする絵本④


(歩きながら)

ティモシー 「香りで心を落ち着けようと思ってるんだけど、なかなか上手くいかないなあ。なんでだろう。。。」半泣き。

マーガレットの手元にチラシが降ってくる。「あら、なにかしら。」

ライラ

「ティモシー、なんか、それ、臭いよ。」

チャーリー 「僕は柑橘系がいいな!」

マーガレット

「ティモシー、これじゃ、意味がないわ。」「このチラシによると、合成香料がどれだけ心に悪影響を与えるか、知っておくべき

よ。これは理論的に証明されていて、脳が危険信号に慣れてしまうと、感情がコントロールしにくくなるんですって。」「花や木や 柑橘類の香りが心と体を整えてくれるのよ。自然の材料100%で試してみて。」

ティモシー 「うん、ありがとう。やってみるよ。」

カラス(嘲笑しながら)

「ふふふ… お前たちにプレゼントだ。目の前に大きな川を作ってやった!その流れの激しさと深さ、どうやって渡るつもりだ?せい

ぜいここで迷い、恐怖に震えるがいい。自分の無力さを思い知れ!」

ティモシー(川をじっと見つめ、ため息をつく)

「どうしよう… こんな大きな川、渡れるわけがない… 。」

(少し焦りながら、でも冷静に)

「みんな、このままだと渡れないよ。まずはどうやって川を渡るか考えないと… 。」

マーガレット(冷静に川を観察しながら)

「これは想定外ね… 川の幅がこれだけ広いと、今の私たちには無理よ。引き返すべきじゃないかしら?」

ライラ(すぐに前に出て)

「えー、そんなの考えるより、今すぐ渡っちゃえばいいんだって!見てて、私が先に行くから!」

チャーリー(冗談交じりに笑いながら)

「ライラ、マジで飛び越えるつもり?それは無理だって!」

ライラ(そのまま川に向かおうとするが、途中で足を止めて)

「… えっと、ちょっと待って。やっぱり無理かも?… でも、やるなら今しかないよ!」

ティモシー 「あれ、川の幅が右と左で違うかも。」

マーガレット

「そうね!川の幅が右と左で違う。見て、こっちの方がずっと狭いわ。」

(少し興奮しながら)

「もし右側に進めば、渡れる場所があるかもしれない。」

ライラ(勢いよく反応して)

「えっ、本当に!?ティモシー、やるじゃん!じゃあ、さっそくそっちに行こう!」

(ティモシーにニヤリと笑って、軽く背中を叩く)

チャーリー(驚きつつ、感心して)

「よし、みんな、僕についてきて!」

(いつもの軽い調子で)

「今日は大冒険だね!」

ライラ

「ティモシー、お前、いつもペットボトルのお茶やジュースを飲んでないか。」

チャーリー 「ペットボトル飲料に入ってるビタミンC って、実は合成物が多いんだって!なんか、石油から作られてるらしくて、体にいいどこ

ろか逆にビタミン不足になる可能性もあるって聞いたよ。」

「砂糖の代わりに入っている果糖って、遺伝子組み換えコーンからできている人工甘味料で、体中で炎症を起こして病気やストレス の原因にもなっているんだって。」

マーガレット

「看板に書いてあるわね。」

ティモシー 「そうなんだ。僕はいつも、すべてうまくいかないんだ。もうどうでもいいや。何も期待してないから、どんなに悪くても関係ない んだよ。」

「セロトニン」という立札が目に入る。

チャーリー 「セロトニンってのは幸せを感じさせるホルモンなんだって。」

マーガレット

「セロトニンの生成には腸内細菌が大切で、良い食事と適切なライフスタイルが役立つんですって。」


傷だらけの狸が寒さで震えている。

ティモシー 「いじめられちゃったのかな。かわいそうに。それに寒そうだ。」

ライラ

「なんて、ひどいことをするんだ。」

チャーリー 「この前のパーティーで聞いたんだけど、ネズミを沢山同じ場所に入れると、傷だらけのネズミだらけのグループと、傷のないきれ いなネズミのグループができるんだって。」

「傷だらけのグループは、交感神経が活発らしいよ。」

マーガレット

「あそこの看板に、『交感神経が活発になると、体が冷えやすくなって、攻撃的になる』って書いてあるわ。」

ティモシー
「ここにラベンダーとカモミールのアロマテラピーの精油が置いてある。」

マーガレット

「ティモシー、香りが副交感神経を高めることでリラックスできると言われているの。ここに置いてあった本を読んだところ、アロ マの芳香成分が脳に直接働きかけて、自律神経のバランスを整えるのよ。例えば、ラベンダーの香りが心を落ち着けるって言われて いるわ。」

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