君の心を強くする絵本⑦
通りかかった人
「レイキ伝授します。」という看板がある。
「この看板?ああ、ここは昔から有名な霊山なんだよ。ここに住んでいる人たちは、みんなレイキという術を使うんだってさ。なく
したものを探したり、自分を癒したり、他の人を癒すこともできるんだとか。何百年も前から伝わる技術らしいよ。興味があるな
ら、学んでみる価値があるかもね。」
ティモシー
「レイキ… ?聞いたことがあるけど、本当にそんなことができるのかな?」
(少し疑いつつも興味深げに)
「もしなくしたものを探せたり、人を癒せるなら、僕たちの旅に役立つかもしれないよね。特に癒しの力って、大切だと思うん だ。」
(仲間たちに優しく話しかけながら)
「試してみる価値はあると思う。僕も癒しの術には興味があるし、学んでみたいな。」
ライラ
「レイキ?なんだそれ!そんな術があるなら、さっそく試してみたい!」
(興奮気味に飛び跳ねながら)
チャーリー 「レイキだって?面白そうだね!」
(ニヤリと笑いながら、仲間たちに向かって)
「癒しの力だって?みんな、僕に癒されに来ちゃうんだろうな~。」
(軽快に肩をすくめて)
「よし、レッツゴー!早速試してみようよ。新しいことに挑戦するのはワクワクするね!」
マーガレット
「レイキ… その術、信じられるのかしら。」
(冷静に看板を見つめながら、分析的に)
「でも、もしそれが本当に役立つなら、私たちの旅には確かに大きな助けになるはず。なくしたものを探せるというのも興味深いけ
ど、もっと注目すべきは癒しの力ね。私たちが体力を回復し、効率的に進めるようになるなら、悪くないわ。」
(少しチャーリーを見ながら)
「チャーリーがそう簡単に習得できるとは思えないけど、まぁ、試してみるのも悪くないわね。計画的に動けば、この術も利用価値 があるかもしれない。」
ティモシー 「こんなに簡単にレイキが使えるなんて… 驚きだよ。」
(少し不安げに手を見つめながら)
「でも、これなら僕でも何か役に立てる気がする… あ、うん、確かに気持ちが少し軽くなった感じがする。」
(仲間たちを見渡して、微笑んで)
「僕が、人を癒す、かあ。」
ライラ
「レイキって思ったより面白いじゃん!私にもできるなんて信じられない!」
チャーリー 「ハハッ、レイキってすごいな!俺、これでパーティーを盛り上げられそうだ!」
マーガレット
「悪くないわね。これほど簡単にレイキが使えるなんて、予想外だったわ。」
チャーリー 「マーガレット、君最近ちょっと元気ないじゃない?だからみんなを集めてパーティーを開いてみたんだ!楽しいよ、絶対。ほら、
いろんな人が君に話しかけてるし、きっとこれで気分も上がるだろ?」
(ニコニコしながら、場を盛り上げようとする)
マーガレット
「チャーリー、ありがたいけど… 正直、これは私にとっては逆効果なのよ。こんなに人が集まって、あちこちから個人的な質問ばか りされて… とても落ち着かないし、全く楽しめない。」
(少し困惑しつつ、抑えた声で言う)
チャーリー(戸惑いながら):
「えっ、どうして?みんな楽しんでるし、君だって楽しめると思ってたんだけど… 。人と話して笑ってると、自然と元気が出るじゃ ない?僕なんか、それでいつもパワーが湧いてくるんだけどさ。」
(少し混乱して、マーガレットを理解しようとする)
マーガレット(冷静に説明しようとする):
「あなたにとっては、そうかもしれないけど、私は違うの。人に個人的なことを聞かれるのも、こういう賑やかな場で感情を表に出
すのも、苦手なの。私のエネルギーは一人で静かに集中することで回復するのよ。パーティーで元気が出るタイプじゃないの。」
(眉をひそめ、真剣に話す)
チャーリー(少し戸惑いつつも前向きに):
「そっか… 。なんか、君が元気になるなら何でもいいって思ってたんだけど… ごめん、僕のやり方が合ってなかったんだね。でも
さ、僕にはよくわからないよ、どうしてパーティーが嫌なの?みんなが集まって、ワイワイするのって楽しいじゃん?」
(困惑しつつも真剣に疑問を投げかける)
マーガレット(少しため息をつきながらも理解を促すように):
「チャーリー、あなたの楽しいと感じることが、私にとってはストレスになることもあるの。人それぞれ、元気を取り戻す方法は違
うのよ。私には、静かな時間と自分だけの空間が必要なの。それを尊重してもらえたら… ありがたいわ。」
(冷静に、でも少し柔らかく言う)
チャーリー(少し理解し始めるが、まだ納得しきれていない様子):
「うーん、難しいな… 。でも、わかった!僕には全然ピンとこないけど、君がそれで元気になれるなら、そっちを尊重するよ。ま あ、それでも時々は一緒に騒いでほしいけどさ!」
(にっこり笑って、軽く肩をすくめる)
マーガレット(小さく微笑んで):
「ありがとう、チャーリー。それでもあなたが気にかけてくれたことには感謝してるわ。でも、静かな時間も大切にさせてね。」
ティモシー(場の雰囲気を和らげようと、優しく)
「チャーリー、マーガレットの言うことも一理あるよ。みんなそれぞれのやり方でエネルギーを補充するから、相手がどういう方法
で元気を取り戻すのかを理解してあげるのも大事だと思うんだ。少しずつお互いを知っていけば、もっといいチームになれるよ。」
(癒し系の柔らかな声で)
チャーリー(ティモシーの言葉に納得しつつ、前向きに):
「うん、そうだね!みんな違うんだもんね。じゃあ、マーガレットが好きな静かな時間も僕、応援するよ!でも… その後はまたパー ティーで盛り上がろうね!」
(冗談っぽく笑いながら)
マーガレット(少し笑顔で):
「ふふ、まあ、それは気分次第ね。でも、ありがとう、チャーリー。」
マーガレットが実は便秘で悩んでいることを知るティモシー、ライラ、チャーリー。マーガレットはそのことをあまり人に言いたく
ないが、体調が優れないためにみんなに気づかれてしまう。ライラとチャーリーは、それぞれの個性でマーガレットを励まそうとす る。
マーガレット(少し苛立った声で、ため息をつきながら):
「もう… 何をやっても全然よくならないのよ… 。便秘なんてこんなにもストレスになるなんて思わなかった。」
(悔しそうに、でも言いたくない表情)
チャーリー(明るく、全く気にせずに):
「えっ、それくらい?マーガレット、そんなの気にしなくていいって!僕なんか、朝にピザ食べて夜にハンバーガー食べたって全然
大丈夫!何でもポジティブに考えたらすぐ治るよ!」
(無邪気な笑顔で、全然問題を理解していない様子)
マーガレット(冷たい目で、少しイライラしながら):
「チャーリー、そういう話じゃないのよ… 。食べ物のせいでこれが起きてるんだから、あなたのピザ理論は全く参考にならない
わ。」
(ため息をつきながら、少し厳しい口調)
ライラ(直感的に、だけど少し真剣な顔で):
「うん、そういうことなら、動いたほうがいいんじゃない?体を動かすと、なんか色々スッキリするし!私だったら走ったり、踊っ
たりしてみるけど… 。」
マーガレット(少し戸惑いつつも、ライラに感謝の気持ち):
「ありがとう、ライラ。少し体を動かすのは試してみてもいいかもしれないわね。」
(少し優しい口調で、ライラに応える)
ティモシー(癒し系の優しい声で、真剣に):
「マーガレット、きっと体のサインなんだよ。もしかしたら、食べ物や生活習慣を少し変えることで、腸が落ち着くかもしれない。
たとえば、もう少し繊維を摂ったり、リラックスする時間を増やしたり… 僕も一緒に考えるよ。」
(彼女を癒すように優しく提案)
マーガレット(少しほっとしたように):
「ティモシー、ありがとう。確かに、ストレスも原因かもしれないわね… 。リラックスする時間を増やして、食事にももっと気をつ けてみるわ。」
(ティモシーの提案に感謝している様子)
チャーリー(急に思い出したように、元気よく):
「じゃあさ、次のパーティーはヘルシーフードにしようよ!サラダとか、フルーツとか!それでみんなで便秘予防パーティー!ど う?」
(楽しそうに提案するが、少し空気を読めていない)
マーガレット(少し呆れながらも苦笑して):
「… チャーリー、本当にあなたって… 。まあ、それなら少し考えてみてもいいかもしれないわね。」
(苦笑しながら、少し気が楽になった様子)
ライラ(笑いながら):
「それでチャーリーがサラダだけで満足できるなら、すごい変化だよね!」
(明るく冗談を交えて、場を和ませる)
「体の調子はトイレでチェック!」というチラシを道端で受け取る。そこには、「健康であればあるほど、便の色は黄色に近く、バ
ナナのような形をしている。」「尿はビタミンやミネラルが足りていると、エメラルドグリーンのようになる。」と書かれていた。
マーガレット(調子が悪い様子で、チラシを手に取る)
「体の調子は… トイレでチェック… ?」
(ため息をつきながら、チラシを読み進める)
「黄色い便… バナナのような形… エメラルドグリーンの尿… って、これ本当に正しいのかしら?ビタミンとミネラルが足りていると
エメラルドグリーン?聞いたことないわ… 」
(少し考え込んで)
「これ、日本の有名な博士が書いたものらしいわね。」
ライラ(イライラしながらもエネルギッシュに)
「マーガレット、今すぐトイレだ!」「どんな色だった?」
チャーリー(底抜けに明るく、軽い調子で)
「トイレで健康チェックするって、ちょっとした習慣にしちゃえばいいんだよ。バナナみたいな便が出たら、よっしゃ!って感じで
さ。尿の色?エメラルドグリーンになったら、なんかラッキーって思えばいいじゃん!大事なのは、気楽に、でもちゃんと気にする ことさ!」
マーガレット(神経質に)
「これからは、自分の健康をきちんと管理しなければならないわ。トイレでのチェックは、体の状態を正確に知るための重要な手段
なのよ。理想的な便や尿の状態を確認することで、今の自分の体調がどれだけ整っているかがわかるのね。これから、毎日欠かさず
チェックして、何か異常があればすぐに対策を立てるのよ。怠けることは許されないわ。」