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不動産仕入営業をリタイヤする人

おはようございます。

ブラック企業(不動産会社)で病んだ私は、仕事に悩む人の気持ちがわかるから、ビジネスで結果をだせる「考え方」や「知識」を共有して、不動産仕入営業の味方になろうと思います。

【わたしの実績】

  • 3年で100棟の戸建住宅を開発

  • エリアは、一都三県

  • 5社以上の不動産会社に勤務

朝活と題して「毎週7時に投稿」しているので、出勤前にサラッと読んでもらえたら嬉しいです。よければフォローして下さい。



リタイヤ


「おれはもう、仕入営業はいいかな。ノルマに追われたり、理不尽な思いをするのが、いやになった。」知人が、そういいました。

かれは当時のよきライバルで、不動産の仕入営業として一都三県をとびまわっていた仲です。いまは、不動産を管理する会社に勤務していて『週休2日・きっちり定時退社・給料は並々』それが、性に合っているといいます。

「ぼくは、仕入れのセンスがないから、ちがう会社に転職します。」「あの女性営業、やめたらしいよ」「え?あの人、仕入れ営業やめたの?」

この仕事をしていると、ところどころで『リタイヤ』する人のことを耳にします。それぞれの考えがあるので、別に否定はしませんが、やっぱり仕入れ営業ってキツイんですよね。

はじめは、もちろん「よし、やってやるぞ」と、強気にチャレンジする人が多いですが、『スポーツで日本1』とか『水商売で人気だった』とか『ホームレスで失うものがない』とかって人でも、リタイヤする人をみてきました。不動産の仕入営業を、ながく続けるのは難しいのかもしれません。


ながく続けていられる人


いっぽうで、この業界で長く働いている人もいて、かれらは総じて「仕入れ」を楽しんでいます。良好な関係を築けたビジネスパートナーがまわりにいて、遊びながら、ゴルフをしながら、お酒を飲みながら、いい取引を繰り返しているのです。

おそらく、続けられる理由のひとつに「『とんでもないメンタル』を持ち合わせている」があるのですが、それよりなにより『仕入れがすき』が強いと思っています。(わたしも含めて)厳しい環境でメンタル面を鍛えられたため、ちょっとやそっとじゃ動じない側面がありつつも、『好きだから続けられている』わけです。

こんなハナシ知っていますか?
陸軍候補生に、志望動機をききました。10年後に出世していたのは、どちらの候補生か?

  1. 技能を身に付け、将来は国に貢献したい

  2. 軍隊そのものが楽しそうだから

これ、夢や目標をもっている候補生よりも、好きだからやっている人のほうが、『出世した確率が、15%ほど高かった』そうです。いっけん、明確なビジョンがあったほうが、モチベーションが維持できそうですけど、「ただ、好きだから」のほうが、続くんですね。

「愛する人のために稼ぐ」とか「トップになる」とか「自分を変えたい」とか、はじめは動機づけしていいのかもしれないが「シンプルに、仕事を好きになる」が、継続する秘訣なのでした。

ぎゃくに

仕事をすきになってしまえば、つらいことも乗り越えられそうですね。現に、わたしが、そうです。3年くらい続けてみたら、楽しさを見出だせたので『石の上にも3年』は、あながち間違っていないと思います。(昨今「イヤならすぐやめろ」という風潮があるが、一長一短だ)こう考えると『ものごとを好きになる』というスキルって、けっこう大切なのかもしれません。


やめていった部下


わたしには、ピュアな部下もたくさんいました。本当にバカというか、まっすぐというか、、、「契約できなかったら、来月から坊主頭な」というジョーダンを真に受けて、ほんとうに坊主頭にしてきちゃうような部下です。

かわいいですよね。笑

そんなかれらも、仕入れで結果がでなくてリタイヤしていきました。組織からすれば、仕入れで結果がでないビジネスマンを、いつまでも『仕入れ』にとどめるわけにはいきません。ときには、部署異動したり退職を促したりします。

ただ

個人的には、悲しい気持ちがありました。(情に流されるのが、わたしの弱みです。)自分の部下だから、特別な気持ちがあって、やはりどこかで「仕入れ営業で活躍するビジネスマン」にしてあげたかった。


続ける


まあ、そういった気持もありながら、このように発信を続けています。いまでは、「経営者」「仕入営業」「新人さん」「仲介さん」「投資家さん」さまざまな方に、読んでいただけるようになりました。とても嬉しいです。ありがとうございます。

『不動産業にかかわる人』に、リスペクトをもって、こういった発信をつづけていきますし、より「ビジネスのヒントになる」内容を届けていこうと思っています。なにより、新人さんがこの記事を読むことで、仕入れ営業をリタイヤしなくても済むようにしたいですね。

わたし自身

リタイヤした人の分も背負って、走り続けていきます。仕入れ営業をつづけていきます。そこで得た経験や知識を、ここでおっぴろげていきますので、引き続き、宜しくおねがいします。

では、また来週!


PS,,,

仲介業をしていた頃、てきとうに仕事をしそうな女性営業から「いい物件ください」とお願いされたとき、なぜかプチンときて『説教』してしまうことがありました。

「きみみたいな営業は、どうせリタイヤするのが目に見えてる。いい物件を紹介するなら、ながく取引できるような相手に紹介したい。ごめん!」と。(厳しすぎw)

ただ

案の定、その女性営業は、それから数ヶ月で仕入れ営業をリタイヤします。わたしの直感どおりでした。というか、これが仲介側の本音です。「仕入れしてやる!」みたいな、覚悟の強さをみせるのは、物件をもらうために必要かもしれませんね。

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Dev🏠
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